日の出の巻
第七巻 日の出の巻(全二十三帖) 自 昭和十九年十二月一日 至 昭和十九年十二月二十九日 第一帖(二一四) 春とならば萌(も)え出(い)づるのです、草木ばかりではありません、何もかも萌え出(で)るのです、この方(ほう)の言うこと譬(たと)えではな…
第七帖(二二〇) オロシヤにあがりておりた極悪の悪神(あくがみ)、いよいよ神の国に攻め寄せて来ます。北に気をつけろと、北がいよいよのギリギリですと言ってくどう気つけてありたこと近くなりましたよ。神に縁深い者には、深いだけに見せしめあるのです…
第十二帖(二二五) 日に日に厳しくなって来ると言ってあったこと始まっているのですよ、まだまだ烈しくなってどうしたらよいかわからなくなり、あちらへウロウロ、こちらへウロウロ、頼るところも着る物も、住む家も食う物もなくなる世に迫って来るのですよ…
第十七帖(二三〇) 何もかもひっくるめて立て直しするのですから、何処から何が出て来るかわかりませんよ、御用はそれぞれの役員殿、手分けして務めてくださいね、皆の者に手柄立てさせたいのです、一ヶ所(ひとところ)の御用二人ずつでやってくださいね、…
第二十一帖(二三四) 神憑(か)かりと言っても七つあるのですよ、その一つ一つがまた七つに分かれているのですよ、神がかり、か三かかり、か三かゝりです、ゝ(カミ)かゝりです、(〇の中にゝの印)かゝり、か三かゝり、か三かゝりです、神憑かっていない…