第二十六帖(一六三) 雨の日は傘いると言って晴れたら要らないのです、その時その時の御用あるのです、晴れた日とて傘要らないのではないのです、今御用ある臣民と、明日御用ある臣民とあるのです、二歳(ふたつ)の時は二歳の着物、五歳(いつつ)は五歳、…
第三十二帖(一六九) 仕組通りが出て来るのですが、大難を小難にすること出来るのです。神も泥海(どろうみ)は真(ま)っ平(ぴら)です、臣民喜ぶほど神嬉しきことないのです、雲っておれど元は神の息入れた臣民です、打つ手あるのです。番頭殿、役員殿、…
第六巻 日月の巻(全四十帖) 自 昭和十九年旧九月一日 至 昭和十九年十一月三十日 <日の巻> 第一帖(一七四) 富士は晴れたり日本晴れ。(〇の中にゝの印)の巻書き知らせます。この世に自分の物という物は何一つないのです。早(はよ)う自分からお返し…
第六帖(一七九) アメツチノトキ、アメミナカヌシノミコト、アノアニナリマシキ、タカアマハラニミコトトナリタマヒキ(天地の時、天御中主命、アのアに成りましき、高天原に命と成り給いき)。 今の経済は悪の経済と言ってありましょう、もの殺すのです。…
第十一帖(一八四) 学も神力です。神です。学が人間の智恵と思っていると、とんでもないことになりますよ。肝腎の真ん中、動いてはならないのです。神国の政治は魂(たま)のまつりごとです。苦し行が喜んで出来るようになったら、神の仕組わかりかけるので…
第十六帖(一八九) 慌てて動かないように。時節が何もかも返報(へんぽう)返ししますよ。時の神様有り難いと言ってありましょう。神は臣民から何求めているのか。いつも与えるばかりではないですか。神の政治、神国の政治は与える政治とくどう言ってありま…
第二十四帖(一九七) ココニイザナギノミコト、イザナミノミコトハ、ヌホコ、ヌホト、クミクミテ、クニウミセナトノリタマヒキ、イザナギノミコト、イザナミノミコト、イキアハシタマヒテ、アウ、あうトノラセタマヒテ、クニ、ウミタマヒキ(ここに伊邪那岐…
<月の巻> 第二十八帖(二〇一) 岩戸あけたり日本晴れ、富士光ります、この巻役員読むものです。世の元と言うのは火です、水です。くも出てクニとなりました。出雲とはこの地(くに)のことです。スサナルの神はこの世の大神です。初めは◎(ウヅ)であるな…
第三十三帖(二〇六) 宝の山に寄せ来ると言ってくどう気つけておいたではないですか。神の国にはどんな宝でもあるのです。神の国、昔から宝埋(い)けておいたと言ってありましょう。神の国にも宝埋けておいてあるのです、この宝は神が許さな誰にも自由には…
第三十九帖(二一二) 喜べば喜ぶこと出来ます、悔やめば悔やむこと出来ます。先の取り越し苦労は要りません、心配りは要ると言ってありましょう。神が道つけて楽にいけるように嬉し嬉しでどんな戦も切り抜けるようにしてあるのに、臣民逃げて眼塞(ふさ)い…
第七巻 日の出の巻(全二十三帖) 自 昭和十九年十二月一日 至 昭和十九年十二月二十九日 第一帖(二一四) 春とならば萌(も)え出(い)づるのです、草木ばかりではありません、何もかも萌え出(で)るのです、この方(ほう)の言うこと譬(たと)えではな…
第七帖(二二〇) オロシヤにあがりておりた極悪の悪神(あくがみ)、いよいよ神の国に攻め寄せて来ます。北に気をつけろと、北がいよいよのギリギリですと言ってくどう気つけてありたこと近くなりましたよ。神に縁深い者には、深いだけに見せしめあるのです…
第十二帖(二二五) 日に日に厳しくなって来ると言ってあったこと始まっているのですよ、まだまだ烈しくなってどうしたらよいかわからなくなり、あちらへウロウロ、こちらへウロウロ、頼るところも着る物も、住む家も食う物もなくなる世に迫って来るのですよ…
第十七帖(二三〇) 何もかもひっくるめて立て直しするのですから、何処から何が出て来るかわかりませんよ、御用はそれぞれの役員殿、手分けして務めてくださいね、皆の者に手柄立てさせたいのです、一ヶ所(ひとところ)の御用二人ずつでやってくださいね、…
第二十一帖(二三四) 神憑(か)かりと言っても七つあるのですよ、その一つ一つがまた七つに分かれているのですよ、神がかり、か三かかり、か三かゝりです、ゝ(カミ)かゝりです、(〇の中にゝの印)かゝり、か三かゝり、か三かゝりです、神憑かっていない…
第八巻 磐戸の巻(全二十一帖) 自 昭和十九年十二月三十日 至 昭和十九年旧十一月三十日 第一帖(二三七) 「磐戸(いわと)の巻」書き知らせます。岩戸開くには神人共にえらぎ賑わうのですよ、神憑かりして唄(うた)い舞うのです、ウズメノミコトいるので…
第七帖(二四三) 臣民の戦(いくさ)や天災ばかりで今度の岩戸開くと思っていたら大きな間違いです、戦や天災で埒開(らちあ)くようなチョロコイことではないのです、開いた口ふさがらないことになって来るのですから、早くミタマ磨いて怖いもの無いように…
第十一帖(二四七) 心にメグリ積むと動物の容(い)れ物となりますよ、神の容れ物、動物などに自由にされていて、それでマコトの神の臣民と言えますか、わからないと言うのはあまりですよ。ゴモク吐き出しなさい、そのままにしておくとだんだん大きくなって…
第十四帖(二五〇) 生味(しょうみ)の、生き通しの神が、生味を見せてやらねばならないことに、いずれはなるのですが、生神の生味は烈しいから、今のうちに綺麗に洗濯しておきなさいと言うのです、皆にまつろいておきなさいと言うのです。可哀そうなのは兵…
第十七帖(二五三) この神は善き臣民には善く見え、悪き臣民には悪く見えるのです、鬼門金神(きもんこんじん)とも見えるのです、世はクルクルとまわるのです、幸せ悪くとも悔やまないように、それぞれの身魂の曇り取っているのですから、勇んで苦しいこと…
第九巻 キの巻(全十七帖) 自 昭和二十年一月二十九日 至 昭和二十年三月二十日 第一帖(二五八) 節分からは手打ちながら、ひふみ祝詞宣(の)りてくださいね、柏手(かしわで)は元の大神様の全(まった)き御(おん)働きです、タカミムスビとカミムスビ…
第八帖(二六五) 今までのして来たことが、なるほど天地の神の心に背(そむ)いているということ心からわかって、心からお詫びして改心すれば、この先末代身魂をかまいます、借銭負っている身魂は、この世にはおいてもらえないことに規則決まったのです、早…
第十四帖(二七一) 三月三日から更に厳(きび)しくなるから用意しておきなさい、五月五日から更に更に厳しくなるから、更に用意してどんなこと起こってもビクともしないように心しておいてくださいね、心違うているから、臣民の思うことの逆(さか)さばか…
第十巻 水の巻(全十七帖) 自 昭和二十年旧三月十日 至 昭和二十年六月二十三日 第一帖(二七五) 三(〇の中にゝの印)(ミズ)の巻、書き知らせます。見渡す限り雲もなく、富士は晴れたり日本晴れ、海は晴れたり日本晴れ、港々に日の丸の、旗翻(はたひる…
第六帖(二八〇) キが元だと言ってありましょう。神国(かみくに)負けると言う心、言葉は悪魔ですよ、(本土上陸というキは悪魔です。)キ、大きく持って下さいね。島国日本にとらわれないように。小さいこと思っていると見当取れないことになりますよ。一…
第十三帖(二八七) 火と水と言ってありましょう。火続きますよ。雨続きますよ。火の災(わざわ)いありますよ。水の災いありますよ。火のおかげありますよ、水の災い気をつけなさい。火と水、入り乱れての災いありますよ、近くなりましたよ。火と水の御恵(…
第十一巻 松の巻(全二十九帖) 自 昭和二十年六月十七日 至 昭和二十年七月十九日 第一帖(二九二) 富士は晴れたり世界晴れ。三千世界一度に晴れるのです。世の元の一粒種(ひとつぶだね)の世となったのです。松の御代(みよ)となったのです。世界中揺す…
第九帖(三〇〇) 悪のやり方は始めはどんどん行きますが、九分九分九厘でグレンです、善のやり方、始め辛いのですが、先行くほどよくなります。この世に何一つ出来ないということないこの方のすることです。言うこと聞かねば、聞くようにしてきかせますよ。…
第十七帖(三〇八) 釈迦祀りなさい。キリスト祀りなさい。マホメット祀りなさい。カイの奥山は五千の山に祀ってください。七月の十と二日に天晴れ祀りてくださいね。いよいよ富士晴れますよ。今の人民よいと思っていること、間違いだらけです。ここまでよく…
第二十七帖(三一八) 天も地も一つにまぜし大嵐、攻め来る敵は駿河灘(するがなだ)、富士を境に真っ二つ、まず切り取りて残るもの、七つに裂かん仕組なり。されども日本は神の国、最後の仕組神力に、寄せ来る敵は魂(たましい)まで、一人残らずのうにする…