日月神示 五葉之巻 第九帖から第十六帖

第九帖

 

 平等とか公平とか言うのは悪魔の罠です。天地をよく見なさい、人民の言うような平等も公平もないでしょう、一寸伸びる草もあれば一尺伸びる草もあります、一寸の草は一寸が、一尺の草は一尺が頂点なのです。

 

 これが公平であり平等と言うもの。人民は選挙という麻薬に酔っています、選挙をすればするほど本質から遠ざかるのです。他に方法がないと定めてかかるから、悪魔に魅入られているから分からないことになるのです。世は立体なのに平面選挙していては相成りません。平面の数で定めてはなりません、立体の数に入れなさい。

 

 

第十帖

 

 悪自由、悪平等の神が最後の追込みにかかっていますが、もう悪の世は済んで岩戸が開けているのですから、何とやらのように前から外れてアフンです、七重(ななえ)の花が八重(やえ)に、八重が九重(ここのえ)、十重(とえ)に開くのです、七重はキリストです、八重は仏教です、今の神道です、今までの教えは潰れると言ってありましょう。とやかく言わずに掴めるところから神を掴んでついてください、水は流れるところへ流れているでしょう、あの姿。

 

 

第十一帖

 

 善では立ちて行きません、悪でも行きません、善悪でも行きません、悪善でも行きません。岩戸と言っても天の岩戸もあるのです、今までは平面の土俵の上での出来事でしたが、今度は立体土俵の上なのです、心をさっぱり洗濯して改心しなさいと言ってありましょう、悪い人のみ改心するのではありません、善い人も改心しなければ立体には入れません、この度の岩戸は立体に入る門なのです。

 

 

第十二帖

 

 八のつく日に気をつけていましょうが、八とは開くことです。今が八から九に入る時なのです、天も地も大岩戸開き、人民の岩戸開きに最も都合のよい時です、天地の波に乗ればよいのです、楽し楽しで大峠を越せます、神は無理は申しません、やればやれる時なのです、ヘタをすると世界は泥の海、神々様も人民様も心の目を開いてください、新しき太陽は昇っているではないですか。

 

 

第十三帖

 

 悪を食って暮らさねばならない時が近づきました、悪に食われないように、悪を噛んで、よく消化し、浄化してください、悪は善の仮面を被っていることが多いのです、しかし悪も大神の中に生まれたものであることを知らねばなりません。騙したいものにはひとまず騙されてやりなさい、騙されまいとするから騙されるのです。生命の樹の実は美しくおいしいのです、食べてはなりませんが食べなければなりません、肉体欲が先に出るから生命を失う、心でとって実を喜ばせて食べるとよいのです、食べないで食べる秘密。

 

 

第十四帖

 

 一升枡(いっしょうます)には一升入ると思っていますが、一升を入れるとこぼれます、腹一杯食べてはいけません、死に行く道です、二分をまず神に捧げなさい。流行病は邪霊集団の仕業、今に分からない病、世界中の病はげしくなります。

 

 

第十五帖

 

 今に大きい呼吸も出来ないことになりますと知らせてありましたが、その時が来ました、岩戸が開けるということは、半分のところは天界となることなのです、天界の半分は地となることです、今の肉体、今の思念、今の宗教、今の科学のままでは岩戸は開けません、今の肉体のままでは、人民生きては行けません、一度は仮死の状態にして魂も肉体も、半分のところは入れ替えて、ミロクの世の人民として蘇らす仕組、心得なさい、神様でさえ、このことは分からない御方があります、大地も転位、天も転位します。

 

 

第十六帖

 

 マコトでもって洗濯すれば霊化される、半霊半物質の世界に移行するのですから、半霊半物の肉体とならねばなりません、今のやり方ではどうにもならなくなります、今の世は灰にするより他に方法のない所が沢山あります、灰になる肉体であってはなりません、原爆も水爆もビクともしない肉体となれるのですよ、今の物質でつくった何ものにも影響されない新しい生命が生まれつつあります。岩戸開きとはこのことなのです、少しくらいは人民つらいでしょうが、勇んでやってくださいね、大弥栄の仕組。