日月神示 空の巻 第七帖(四六二)から第十一帖(四六六)

第七帖(四六二)

 

 これだけ細かに神示(ふで)で知らしてもまだわからないのですか、我(が)があるからですよ、曇りているからですよ、まず己(おのれ)の仕事しなさい、五人分も十人分も精出せと言ってありましょう、五人分仕事すればわかって来ますよ、仕事とは嘉事(よごと)ですよ、仕事しなさい、仕事仕えまつりなさい、それが神の御用です。神の御用ですと言って仕事休んで、狂人の真似に落ちないように。静かに一歩一歩進めなさい、急がばまわりなさい、一足(ひとあし)飛びに二階には上がれませんよ。

 

 今の仕事悪いと知りつつするはなお悪いのです、仕事、仕事と神に祈りなさい、祈れば仕事与えられますよ、祈れ祈れとくどう言ってありましょう、善(よ)き心、善き仕事生みます、嘉事生みますよ、この道理まだわかりませんか、神にくどう言わせないように。大智大理交わり、道はあきらか、大愛、大真出でひらく道、ひらきて大智、大愛、和し、交わりて、ひふみの極み、弥栄、弥栄の大道です。一月の十三日、ひつ九神。

 

 

第八帖(四六三)

 

 衣類、食べ物に困った時は、龍宮の乙姫様にお願いしなさい。五柱(ごはしら)の生神(いきがみ)様にお願いすれば、災難逃らせて下さいます、岩(いわ)、荒(あれ)、地震、風、雨、の神様なり。いろはに泣く時来ますよ、いろは四十八です、四十九です。神示(ふで)はその時の心にとりて違いません、磨けただけにとれて違わないのですから、我(われ)の心通りにとれるのですから、同じ神示が同じ神示でないのです。

 

 悪の世が廻(まわ)りて来た時には、悪の御用する身魂(みたま)をつくりておかねば、善では動きとれないのですよ、悪も元ただせば善ですよ、(その働きの御用が悪ですよ、)御苦労の御役(おんやく)ですから、悪憎まないように、憎むと善でなくなります、天地濁(にご)りて来ますよ。世界一つに成った時は、憎むことまずサラリ捨てねばなりませんよ、この道理、肚の底からわかって、ガッテンガッテンして下さいね。三月の三日、ひつ九のか三。

 

 

第九帖(四六四)

 

  ミロク、世に出づには神の人民お手柄致さねばなりませんよ、お手柄結構結構、神の人民世界中にいます。この中に早くから来ていて何も知りませんとは言えない時来ますよ、神示よく読んでいてくださいね。時来たら説き出しなさい、潮満ちていますよ、潮時誤らないように。早う目覚めないと別の御用にまわらなければなりません、ウシトラコンジン様、何事も聞き下さいますよ、マコトもてお願いしなさい、聞かないことは聞きませんよ、聞かれることは聞いてあげますよ。(神、仏、キリスト、ことごとく人民の世話もしてあげますよ。)時節到来しているにまだ気づきませんか、人民の物という物何一つありませんよ、まだ金(きん)や学で行けると思っているのですか、いよいよの蓋(ふた)あいているにまだわかりませんか。奥山に参り来ねばわからないことになり来ます。奥山、奥山です、同じ奥山が、その時々により変わって来ますよ、身魂磨けば磨いただけに光出来てお蔭ありますよ、この道理わかりましょう。三月三日、ひつ九のか三、しるします。

 

 

第十帖(四六五)

 

  この方(ほう)、悪が可愛いのです、御苦労でした、もう悪の世は済みましたよ、悪の御用結構でしたね。早う善に変わりて心安く善の御用聞いてくださいね。(世界から化物出ますよ、この中にも化物出ますよ、よく見分けてくださいね、)取り違い禁物です。この神示よく見ていると、いざという時には役に立ちます、肝腎(かんじん)の時に肝腎が成りますよ。元は元、分かれは分かれ、元と分かれ、同じですよ、別ですよ、それぞれに分かれの集団(まどい)つくってよいですよ、今日働いて今日食わなければならないことに皆なりて来ますから、その覚悟しなさい、上(うえ)に立つ番頭殿、下の下まで目届けていないと、日本潰(つぶ)れますよ、潰れる前に、そなたたちが潰れるのですよ、早う改心してマコトの政治仕えまつりなさい。容(い)れ物キレイにしておりたらこの方がよきに使いますよ、今の仕事仕えておりなさい、神示肚に入れて、焦らず身魂磨き結構結構。今度は世界のみか、三千世界潰れるところまで行かなければならないのですから、くどう言っているのですよ。三月三日、ひつ九のか三。

 

 

第十一帖(四六六)

 

  大層が大層でなくなる道が神の道です、この道中行く道、神示読んで早くガッテン結構です。行い正しく、口静かにしたら神の仕組わかります、因縁ある身魂が、人民には知らない結構を致しますよ。神示読んで、どんな人が来てもその人々に当たるところ読みて聞かすが一等です。一分と九分の戦いです、皆九分が強いと思っていますが、今度の仕組、アフンの仕組です。早呑(の)み込み大怪我のもとと言うのは、我(わ)が心通りに写るからです。臭い物食う時来ましたよ、ほんの暫(しばら)くです、我慢よくよくしなさい、よくなりますから。

 

 分かれの集団(まどい)の一つとして宗教も作りなさい、他の宗教とは違うやり方でないと成就しませんよ。元はそのままです。分かれです、この宗教には教祖要りません、教祖は神示です、神示がアと言ってありましょう、ヤ、ワ、(〇の中にヤ)、(〇の中にワ)要りますよ、為せば成る、為さねば後悔ですよ。

 

 慎ましくして神に供えてから頂けば、日本は日本で食べて行けますよ、理屈に邪魔されて、有るものも無くして食えなくなるのは悪の仕組です、地(つち)の金神(こんじん)様を金(かね)の神様と言いなさい。三月三日、ひつ九のか三。