日月神示 空の巻 第十二帖(四六七)から第十四帖(四六九)

第十二帖(四六七)

 

 学の鼻高さん、何も出来ないことになりますよ、今に世界から正末(しょうまつ)がだんだんわかって来て、慌てても間に合わないことになりますよ、今のうちに神示よく肚に入れておきなさい、この道にはいろいろと神の試しありますから慢心するとすぐ引っくり返りますよ、考えではわかりません、素直結構です。

 

 日本には五穀、野菜、海、川、いくらも弥栄の食べ物ありますよ、人民の食べ物間違えないように、食い過ぎるから足りないことになるのです、いくら大切な因縁の臣民でも、仕組の邪魔になると取り替えますよ、慢心取り違い致さないように、代え身魂いくらもありますよ。学問の世は済みたから学者は閉口します、商売の世は済んだので商売人も閉口します、力仕事は出来ないし、共食いするよりほかに道ないと言う人民ばかりになります、今までとはさっぱり物事変わるから、今までのやり方考え方変えてくださいね、神示通り行うならば、その日その時から嬉し嬉しですよ、ここは落としたうえにも落としておくから、世の中の偉い人にはなかなかに見当とれないから、身魂の因縁ある人には、なるほどなあとすぐ心でわかるのです、木(こ)の花咲けば皆よくなりますよ、木の花なかなか。三月三日、ひつ九のか三。

 

 

第十三帖(四六八)

 

  我(われ)が勝手に解釈してお話しして、神の名汚さないようにしてくださいね、曇りた心で伝えると、曇りて来るくらいわかるでしょう、神示通りに説きなさいと言ってありましょう、忘れてはなりませんよ。履物(はきもの)も今に変わって来ますよ、元に返すには元の元のキの混じり気のない身魂と入れ替えせねばならないのですよ、ゝ(たま)が違っているから世界中輪になっても成就しない道理わかりましょう、一度言ったことはいつまでも守る身魂でないと、途中でグレングレンと変わるようでは御用つとまりません、人力屋、酒屋、料理屋、芸子(げいこ)屋、娼妓(しょうぎ)、無くします、世潰すもとですよ、菓子、饅頭も要りませんよ、煙草もクセです、善き世になったら別の酒、煙草、菓子、饅頭出来ますよ、勝手に造ってよいのですよ、それ商売にはさせません。

 

 旧五月五日からの礼拝の仕方書き知らせます。

 

 朝は大神様には一拝、二拝、三拝、八拍手。

 

 ひふみゆらゆら、ひふみゆらゆら、ひふみゆらゆら、ひふみゆらゆら、ひふみゆらゆら、ひふみゆらゆら、ひふみゆらゆら。ひふみ祝詞のりてから、「御三体(ごさんたい)の大神様弥栄(やさか)ましませ弥栄(いやさか)ましませ、天(あめ)の日月(ひつく)の大神様弥栄ましませ弥栄ましませ、地(くに)の日月の大神様弥栄ましませ弥栄ましませ」八拍手。「御三体の大神様」七回のりなさい。終わりて大神様のキ頂きなさい、八拍手一拝二拝三拝しなさい。夜は同じようにして、ひふみ祝詞の代わりにいろは祝詞のりなさい。三五七に切りて、手打ちながら、ひふみ祝詞と同じようにのりて結構です。

 

 昼は大地に祈りなさい、黙祷(もくとう)しなさい、時により所によりてしばし黙祷しなさい。お土の息頂きなさい、出来れば裸足になってお土の上に立ちて目をつむりて足にて息しなさい、一回、二回、三回しなさい。

 

 神々様には二拝四拍手。「ひふみゆらゆら、ひふみゆらゆら、ひふみゆらゆら、ひふみゆらゆら、ひふみゆらゆら、ひふみゆらゆら」唱え、天(あめ)の数歌(かずうた)三回唱え、「神々様弥栄(やさか)ましませ弥栄(いやさか)ましませ」とのりて四拍手しなさい。誓(ちか)いは時によりてよきにしなさい。

 

 霊(たま)の宮には一拝二拍手、天の数歌一回、「弥栄(やさか)ましませ弥栄(いやさか)ましませ」二拍手一拝、でよいのです、ひふみゆらゆら要りません、誓いはその時々によりてよきにしなさい。各々の先祖さんには今までの祝詞でよいのです。

 

 当分これで変わりませんから、印刷してよくわかるようにして、皆の者に分けて取らせなさい、弥栄に拝(おろが)みまつりなさい。三月三日、ひつ九の神、しるす。

 

 

第十四帖(四六九)

 

  御光(みひかり)の輝く御代(みよ)となりにけり、嬉し嬉しの岩戸開けたり。あなさやけ、三千年の夜は明けて、人、神となる秋(とき)は来にけり。日月(ひつき)の大神、キリスト大神、釈迦大神、マホメット大神、黒住大神、天理大神、金光大神、大本大神、老子大神、孔子大神、すべて十柱(とはしら)の大神は、光の大神として斎(いつ)き祀り結構致しなさい、富士晴れますよ、岩戸開けますよ。御神名書かせますよ、ひかりの教会祝詞は、ひかりの大神、弥栄(やさか)ましませ弥栄ましませ、ひかりの大神守り給(たま)え、幸(さきは)え給えと言いなさい。弥栄弥栄(やさかいやさか)。四月五日、ひつ九神。

 

 十柱揃ったら祀りなさいと言ってありましょう、わかりましたか。

 

 <『空の巻』了>

 

 

第一帖(四五六)原文

 

  七(不明記号)(不明文字)九三 三 三八九 三三 十十卍(不明文字)一 一二九(不明記号) 〇八八二八 六六二 三三 七一三 (不明文字)(不明文字)三八 二六〇九十三三 九一(不明文字)一一三三 二二九九八七三九三 三八(不明文字) (不明記号)火九千木(不明記号)火九三(不明文字)(不明文字)(不明記号)三 一一一一 三(不明記号)九三一三九(不明記号)三九(不明記号)(不明記号)(不明記号)(不明記号)一一 一二(不明記号)

 

 

第四帖(四五九)原文

 

 八六三二 五八一二 五卍百 一二三 三二七七 八三二一 五二卍 ((不明記号)三(不明記号)二三三 (不明記号)(不明記号)(不明記号)(不明記号)卍一十 (不明記号)(不明記号)三 三五八 一九三三八九(不明記号)三 七百八(不明記号)三(不明記号)〇七二百百百(不明記号)一日 一二三八(不明記号)八二 三九(不明記号)〇二(不明記号)(不明記号) 九二三二 五二八九九十九十二一三 五一三一五九(不明記号)三三二 三五三二一八二六二八 千千百三三八九ゝ(不明記号)(不明記号) 八八九千(不明記号) 一六 一二(不明記号))

 

 

【注】

 ※『空の巻』第一帖、第三帖、第四帖は、『荒の巻』と同様に非常に難解です。これまでの訳文にも誤りがあるように思われますが、明らかに誤字という部分は修正したものの、あとはまったく解することが出来ない為、とりあえず『改訂版 ひふみ神示』に掲載されている従来の訳文に従いました。

 

 なお、第三帖及び第五帖のところに出て来る抽象的な絵のようなものは、全く意味が分からず、これまでも解読された形跡はありません。

 

 訳者より