日月神示 光の巻 第六帖(四〇二)から第八帖(四〇四)

第六帖(四〇二)

 

 今に世界の臣民人民誰にもわからないようになって、上(あ)げも下(お)ろしもならないことになって来て、これは人民の頭や力でやっているのではないのだということハッキリして来るのですよ。何処(どこ)の国、どんな人民も、成程(なるほど)ナアと得心(とくしん)のゆくまで揺すぶるのですから。

 

 今度は根本の天の御先祖様の御霊統(ごれいとう)と、根本のお地(つち)の御先祖様の御霊統とが一つになりなされて、スメラ神とユダヤ神と一つになりなされて、末代動かん光の世と、影ない光の世と致すのです、今の臣民には見当とれない光の世とするのです、光りて輝く御代(みよ)ぞ楽しけれ、楽しけれ。

 

 悪い者殺してしまって善い者ばかりにすれば、善き世が来るとでも思っているのか、肉体いくら殺しても、霊(れい)までは、人民の力ではどうにもならないでしょうに。元の霊まで改心させねば、今度の岩戸開けないのですよ、元の霊に改心させず、肉体ばかりで、目に見える世界ばかり、理屈でよくしようとしても出来はしません、それくらいわかっておりましょうに、わかっていながら、ほかに道ないと、仕方ないと手つけずにいますが、悪に魅入(みい)られているのですよ。

 

 悪は改心早いのです、悪神(あくがみ)も助けなければなりません、霊から改心させなければなりません、善も悪も一つです、魂(たま)も身も一つです、天地(あめつち)ですとくどう知らせてありましょう。どんなよいこと喜ばして読ましても、聞かせても、今の臣民人民なかなか言うこときかないものです。この道に縁(ゆかり)ある者だけで型出しなさい、カタでよいのですよ。天明は神示(ふで)書かす御役です。六月三十日、一二の(不明記号)。

 

 

第七帖(四〇三)

 

 アは元のキの神の子です。ヤとワは渡りて来た神の子です。(〇の中にヤ)(〇の中にワ)は渡りて来る神の子ですよ。十の流れ、十二の流れと今にわかる時来ますよ、三ツ巴(どもえ)現われますよ、メリカ、キリスも、オロシヤも、世界一つに丸めて一つの王で治めるのですよ、外国人も神の目からはないのですよ。今一度戦ありますよ。早く目覚めて、毛嫌いせずに、仲よく御用結構です。

 

 龍宮の乙姫殿、岩の神殿、荒(あれ)の神殿、世界の片端(かたはし)からいよいよに取りかかりなされているのですから、世界の出来事気をつけて、早く改心結構です。(不明記号)(ス)と二(フ)と四(ヨ)との大きな戦あると知らせてありましたが、いったんは二(フ)と四(ヨ)との天下になるところまで落ち込みます、行く所まで行って、ナの身魂(みたま)とノの身魂の和合一致出来てから、スの身魂が天下統一、世界一平(いったいら)となるのですよ。いよいよ大峠、取り上げにかかるのですよ。七月の十九日、一二のか三。

 

 

第八帖(四〇四)

 

 何によらず不足あったら、神の前に来て不足申して、心カラリと晴らしなさい、どんなことでも聞くだけは聞いてあげますよ、不足あると曇り出ますよ、曇り出ると身魂曇るから、身魂苦しくなって天地曇るから、遠慮いりません、この方(ほう)に不足申しなさい、この方親であるから不足一応は聞いてあげますよ。気晴らしてカラリとなって天地に働きなさい、心の富士晴れますよ、始めの岩戸開けますよ。

 

 早呑(の)み込み大怪我の元、じっくりと繰り返し繰り返し神示(ふで)読みなさいな、神示肚(はら)の肚に入れなさい、神示が元です、今度は昔からの苦労のかたまり、生き魂(たま)でなければ御用難しいのです。世のたとえ出て来ますよ。神が人の口使って言わせてあるのですよ。神国(かみぐに)は神力(しんりき)受けねば立ちては行けません、神なくして神力ないのです、神なくなれば丸潰(まるつぶ)れです。

 

 まわりに動く集団(まどい)早く作りなさい。数で決めようとするから数に引かれて悪となるのです、数に引かれ困らないよう気をつけなさい。この神示解くのはタマでなければ、少しでも曇りあったら解けませんよ。悪に見せて善行わなければならないことありますよ。この行(ぎょう)なかなかですよ。

 

 この世の鬼平らげるのです。鬼なき世となるのです、わかりましたか。キリストの取次(とりつぎ)さん、仏(ぶつ)の取次さん、今のうちに改心結構です、丸潰れ近づいているのに気づきませんか。

 

 同じ名の神二つありますよ。人民三つ四つにも拝んでいますよ、文(ふみ)出すのもよいですが、神示読むのが先です。神第一ですと言ってありましょう。暫(しば)し待ちなさい、世界の文(ふみ)出す時来ますよ。アワの様な今の文(ふみ)何にもなりませんよ、時待てと言ってありましょう、この巻から謄写(とうしゃ)もなりませんよ、時来るまで写して皆に分け取らせなさい。七月の二十七日、ひつ九のか三。三年の立て替えですよ。

 

<『光の巻』了>