日月神示 岩の巻 第六帖(三七一)から第十一帖(三七六)

第六帖(三七一)

 

 向こうの言うこと、まともに聞いていたら、尻の毛まで抜かれてしまうのが、神にはよくわかりて気つけていたのに、今の有り様(さま)その通りではないですか。まだまだ抜かれるものありますよ。延ばせば延ばせば、人民まだまだ苦しいことになりますよ。延ばさねば助かる人民ないし、少しは神の心も察して下さいよ、言うこときいて素直に致してくださいね、神たのみますよ。

 

 いよいよ時節来たのですから、何と申しても時節にはかないませんから、神示通りになって来るから、心さっぱり洗い変えてしまって、(持ち物さっぱり洗いかえしてしまって、)神のミコトに生きてくださいね、ミコトになりますよ、タマです、ミコト結構です。

 

 一八五二六八八二三三一二三 卍千百三七六五卍十 十十八七六曰一二三五六 八二三二一二三六五八八八八 十十二一三八七七八九二六 三二八五一二〇〇〇〇〇三 二一八九百一七百〇曰七 九曰三八一三曰二

 

 (〇の中にゝの印)(〇の中にゝの印)(不明記号)(渦の印)一九三三(〇の中にゝの印)九二〇(不明記号)

 

 (月の印)(〇の中にゝの印)〇二五一二二二二三三

 

 わからないうちにわかってくださいね。旧一月十五日、ひつ九のか三。

 

 

第七帖

 

  この神のもとへ来て信心さえしていたら、よいことあるように思っていますが、大間違いですよ。この方のもとへ参りて、まず借銭無しに借銭払いて下さいね。苦しいこと出来て来るのが御神徳(ごしんとく)です。この方(ほう)のもとへ来て、悪くなったという人民遠慮いりません、帰りてくださいね。そんな軽い信心は信心ではありません。結構な苦しみがわからない臣民一人も要りません。シカと褌(ふんどし)締めてついてきてください。この方、悪神(あくがみ)とも見えると言ってありましょう。わかりてもわかりません、出来ないことさせますよ、神が使うのだから楽でもあるのですよ。静かに神示よく肚(はら)に入れて、御用して下さいね。神の道光りますよ。旧一月十五日、一二神。

 

 

第八帖(三七三)

 

  この方のコト、肚(はら)にヒシヒシと響き出したら、よき守護神となったのですよ。神の国の元のミタマと外国のミタマとスッカリ取り換えられているのにまだ目覚めませんか。神の国は真中(まなか)の国、土台の国、神の元の鎮まった国と言ってありましょう。十の国ですよ、我(われ)さえよければ、よその国、よその人民どうなってもよいというほどに、世界の臣民、皆なりていますが、表面(うわべ)ばかりよいことに見せていますが、中は極悪です。気づいている臣民もありますが、どうにも、手も足も出ないでしょう。それが悪神に魅入られているのですよ。道はあるのに、闇、祓い清めて道見て進みなさい。勇ましき弥栄の道、光ありますよ。二月十六日、一二神。

 

 

第九帖(三七四)

 

  今度捕らえられる人民沢山ありますが、今度こそはひどいのですよ。牢屋で自殺するものも出来て来ますよ。女(おんな)、子供の辛いことになりますよ。九分通りは一度出て来ますよ、それまでに一度盛り返しますよ、わからないことになったらいよいよのことになるのですよ。御魂磨きなさい。旧一月十五日、一二神。

 

 

第十帖(三七五)

 

  わからない身魂も今までは機嫌取って引っ張りて来ましたが、もう機嫌取りは御免です。こんなことに長くかかりていたなら掃除が遅れるから、ひときりにしますよ。

 

 神代(かみよ)となれば天は近くなりますよ、神人共にと言ってありましょう。一人となっても、神の申すことならば、ついて来る者が誠の者ですよ、誠の者少しで今度の仕組は成就するのですよ、人はたくさんには要りませんよ。信者引っ張らないように。道は伝えて下さいと言ってありましょう。

 

 龍宮の乙姫殿のお宝、誰にもわからないでしょう。ビックリ箱の一つですよ。北がよくなります、北が光りますよ、北が一番によくなると言ってあることだんだんにわかって来ますよ。これほどに言ってもまだ疑う人民沢山にありますが、神も人民さんには一目(いちもく)置くのです、閉口です、よくもまあ曇ったものですねえ、疑うなら今一度我(が)でやって見なさいな、それもよいのです、あちらこちらにグレングレンとどうにもなりませんよ。

 

 人民には見当取れない大きな大きな大望(たいもう)ですから、その型だけでよいからと言っているのです、型して下さいね。改心の見込みついたら、世の元からの生き神が、おのおのにタマ入れてやりますから、力添え致してあげますから、せめてそこまで磨いて下さいね。悪は伸びるのも早いが、枯れるのも早いのです。いざとなればポキンです。花のまま枯れるのもありますよ。二月十六日、一二の神。

 

 

第十一帖(三七六)

 

  誰の苦労でこの世出来ていると思っているのですか。この世を我がもの顔にしていますが、守護神よ、世を盗んだ世であるくらい、わかっているでしょう。早く元に返して改心しなさい、神(かみ)国の王は天地の王です、外国(とつくに)の王は人の王です。人の王では長く続かないのです。外国にはまだまだ厳しいことバタバタに出て来ますよ、日本にもどんどん出て来ますよ。言わねばならないことあります。

 

 出づ道は二つ、一はひらく道、二は極む道、道出で世に満つ、えらぎえらぐ世です。

 

 前に書かしてあること、よく読めばわかるのです。御身(みみ)にきかして御身で書かしたもの「二日(じし)んの巻」としなさい。いよいよ荒くなって来るのですよ。因縁身魂、結構となるのです。旧一月十五日、ひつ九のか三神示(ふで)。

 

<『岩の巻』了>

 

第十一帖「出づ道・・・えらぐ世ぞ」原文

 

 五三二一八八三二千十百千十三三五曰三十百四曰三