日月神示 荒の巻

第十六巻

 

荒(あれ)の巻(全一帖)

 

自 至 昭和二十一年一月十九日

 

 

 岩戸開き成り成ります。マコト岩戸は永遠(とわ)です。火と水です。御位(みくらい)継ぐ道、始めです。

 

 月日、世始め出ます。月日は結び、魂(たま)月祝う。結び開き、月出づ道に成り、結ぶ魂、月見事に開き大和す道です。道は永遠の極みです。日の日、月日極みなり。読むことの極み、弥栄に集い極む世、那美(なみ)、那岐(なぎ)の道の魂継ぎ、出づ道開き成ります。

 

 月日月日です、三六、五六七となります。根っこです。マコトです。弥栄弥栄。魂霊出づ道です。魂、キです。月日です。極み成る善き道、火の火です。水の水です。

 

 (〇の中にゝの印)ゝゝゝゝゝ (〇の中にゝの印)ゝゝゝゝゝ

 

 ここの道、月日出る。(大きな渦の印が二つ)ゼツタイムゲンノハタラキです。

 

 成り結ぶ、開きミロク日月出づ道、月日月日、この道継ぐ始めは那美開きます。月ことごとく動く世です。文(ふみ)、富士に花咲く時です。開き結び、魂の魂、月開き月開き、実ります。山にも地にも万劫木(こ)の花開くのです。

 

 この仕組、ヨハネとなります。イロハです。

 

 始めキリスト、仏、米(こめ)の国中(くぬち)に来て今は(〇の中にゝの印)です、その極みの極みの十の山に百霊継ぐも千の道、キの極みたり。面白に急ぐなれど、文、道のとどめたり。

 

 月日の道、マコト物言います。霊気世に道みなぎり、国々晴れ渡ります。日月開く文字、百になり極みます。コト始めます。人、動く成る始めです。

 

 世、満ち来ますよ、神の名、キに成る始め、伊勢世の始め、富士鳴戸の仕組み動きます。月成り成りませるこの神には、何事も弥栄弥栄です。

 

 この神示、よく読む道、御しるしのヨハネです。諏訪、マアガタ、榛名(はるな)、甲斐、魂和す道です。

 

 月、言座(ことくら)成り極む道、イシの極み成ります。三通りある道です。六に結び、咲く花、結び文です。富士、軸です。宮柱太敷(みやばしらふとし)きります。祝詞のこころ、岩に現われます。

 

 真心響くマコトです。コトです。細工隆々(りゅうりゅう)、読みの極みに実る世です。

 

 始めのこの道、(〇の中にゝの印)です。始めのこの道、オオスサナル神、五十九のしるし給ひて、道のキ継ぐ、百万万、火の火、水の水、月の月、(〇の中にゝの印)の(〇の中にゝの印)です。山の文読み、皆喜び、富士成り、道開き、次、富士軸の世。喜びごと、全体に響く道です。八雲出雲は、開く道です、これは、キのオオスサナル大神、世に光輝くの道です。道は世の元に成る道です。道、遠きには無し、心しなさい。

 

 魂極む道は(〇の中にゝの印)の道です、世、満ち始めの世です。皆神の子ですと言ってありましょう。道無き世、シカと開き、キのキ、十六のキの目あれき。太始めの御霊組み組み、(〇の中にゝの印)の肉身となる始めなり。道満つ御子です。軸軸、タマと始め鳴り生り成り、世、道の岩戸開くなり。

 

 始めの光、今輝きて、神々様捧ぐもの、百取(ももとり)、城に満ち満ちて、弥栄、御座(みくら)湧きに湧き、天晴(あっぱ)れ月神、遠にあれ。見よ、御子たち、大き道、坐(ま)します言座、あぎとい、光も地仰ぎ、敬い、喜び、申すらくを、天の斑駒(ふちこま)の耳振り聞こし召すらむ、千万の御代。光の神、太光の神、三千の御山の良きを寿ぐ。五十鈴(いすず)の川の良きを寿ぐ、動くことなく、止まることなく、常世に弥栄弥栄、喜びの今開く地の道成りて、木の花、一時にどっと咲く所、タマの御代とて神代より、生きし生き神、引き合います。

 

 マコトのもの言う時来しと、道、御座の日月地悟りて、道の大神様知るマコト、尊き御代と成ります、仕事、めんめに動きあります、借銭大き道、混ぜ動くことのしるしです。

 

  終わりにことごと神国の、マコトの神々の轟きも、御名、三文字世の始めかし、今、始め成るの世の善き。雨の神、風の神、岩の神、荒の神、地震の神、善きにして、道満つるの常盤(ときわ)の富士の実り良くも、めでためでたです。

 

 弥栄鳴戸は、この御座の十のひつきの開く道。八百の道の世、神、榛名安芸(はるなあき)、マコトもの言う(〇の中にゝの印)の世の、夜明けの神々悟れよとすらむ、かむろぎ、かむろみの命もち、八百万(やおろず)の神々、神集いに集い給い、神祓いに祓い給い、言問(ことと)いし草の片葉(かきは)も言止(ことや)め、天の岩戸開放ち、天の弥栄弥栄に千別(ちわ)きに千別き、大御光の尊き御代です、(〇の中にゝの印)坐す天が下、四方(よも)の国々治ろしめす皇神(かめらがみ)、地の道も国ことごとく定まりし、ミロクの世とぞ成りふるなり。

 

 成るはマコトの開きの火の山の、短山(ひきやま)の(〇の中にゝの印)に降り給いし、御子に道は大日月地の火の仰ぐ様の善き時です、道満つる世、戦済みたり、富士の山晴れたり、光り輝きて、御空にフトマニ百草の、片葉も競いかも、寄り集うマコト一つの神の世です。

 

 世満ち、文くくりし世、道は去りながら、世満ち、世、国々所々には嫌なこともありますが、道は祓戸、道知れる神、弥栄継ぎに月つきて、御代しるしの元継ぎます。とどめに富士の神見給いき、富士スサナルの神顕(あ)れ生き、生き給いき。ここにイザナギの(〇の中にゝの印)、神々たちに道給うて、喜び乞う給いき。

 

 日の(〇の中にゝの印)は(〇の中にゝの印)の国、月の(〇の中にゝの印)は水の国、スサナル(〇の中にゝの印)は海原治(し)らせと給いき。それはその時より道決まれることにぞあれば、何もかも集い道に来いとぞ。あなないの道です。弥栄の道です、あなさやけ、あな清々し世です。

 

 顕れし道です、都も鄗(こう)も皆大御光に寄り集う、マコト一つの道です、一二三(ひふみ)の国です、言霊の弥栄光国なのです。道の言、富士にしるしあり、道の富士、早う開きそ。マコトの国の御光の、世界の世満ち喜びに、泣く時来たしるし文、肚(はら)に世道です、とどめなり。

 

 問い問い文も、解く成る始め、明日の始めの御光なる世です、世は五十、始め七の光、草の物言う世となりふなり。御魂救います。神の道はキです。月日出づ、開きに一二三開き、次魂開きの極み成る道一二三です。神々様お喜びです。今は神憑かり、神がかりし、地に言霊息吹き、成り、息吹きのままに満ち満ち、元の大神ニコニコと、捧ぐるもの召し給い、喜びごとの弥栄弥栄、成れる善き善き御代来ます。

 

 目で聞く大神、世のあなないの友、天晴れ世救うのマコトの御代です。田より開く火、月日御稜威(みいづ)の花です。悟れ、悟れと、ことごとしくも、迷うはひと時。

 

 四十七の四十八、目にもの見せて神国の、マコトの善は悪魔まで、皆改め、動くの世と極まります。惟神(かむながら)です。船頭、とく光れる、山には山です。目には目です。富士に花咲く御代、嬉し嬉し、早うこの文字知らせたり。急ぐ心ぞ、世満ちよ。

 

 弥栄に光る文なるぞ。文、ミコトのコトの御代の、月の光なり。魂五十、始めの光照らして、尊き御代とぞなりふる、マコトの(〇の中にゝの印)の神示なるぞ。心締めて読む時です。マコトの(〇の中にゝの印)と平の(〇の中にゝの印)と皆和す時成りますよ。

 

 あら楽し、あなさやけ、富士は晴れたり、岩戸開けたり。

 

 あなさやけ、おけ、後の世に書きしらすぞ、日月の(〇の中にゝの印)、書きしらすぞ。

 

<『荒の巻』了>