日月神示 夜明けの巻 第十四帖(三三三)

第十四帖(三三三)

 

 あら楽し、すがすがし、世は朝晴れたり、昼晴れたり、夜(よ)も晴れたり。あらたのし、すがすがし、世は岩戸開けたり、待ちに待ちにし岩戸開けたり。

 

 この神示の臣民と言っても、人間界ばかりではないのですよ。神界幽界のことも言って知らしてあると言ってありましょう。(取り違い慢心一等怖いと言ってありましょう。)祭典(まつり)、国民服、もんぺでもよいのです。天明まつりの真似しないように。役員まつりしなさい。何も言わないように、言ってよい時は知らせますよ、わかりましたか。

 

 仕える者無き宮、産土様の横下にいくら祀ってもよいのです。天明は祈れ祈れ。天に祈れ、地に祈れ。引き潮の時引きなさい。満ち潮の時進みなさい。大難小難にと役員も祈りなさい。口先ばかりでなく、誠祈りなさい。祈らなければなりません。口先ばかりでは悪となりますよ。わかりましたか。

 

 今度は借銭(しゃくせん)無しになるまでやめないから、誰によらず借銭無くなるまで苦しい行しなければなりませんよ、借銭無しでないと、お地(つち)の上には住めないことに今度はなるのです。イシの人と、キの人と、ヒの人と、ミヅの人と、できますよ。今にチリチリバラバラに一時(いちじ)はなるのですから、その覚悟よいですか。毎度知らしてあること忘れないように。

 

 神示腹底(はらぞこ)まで沁(し)むまで読んで下さいね。神頼みますよ。悟った方神示ときなさい。説いて聞かせなさい。役員皆説きなさい。信ずる者皆に掃除知らしてやりなさい。神示読んで嬉しかったら知らしてやりなさいと言ってありましょう。天明は神示書かす役です。阿呆(あほ)になれと言ってありましょう、まだまだです、役員気つけてくださいね。

 

 神示の代わりにミミに知らすと言ってある時来ましたよ。いよいよの時です。神示で知らすことの始めは済みましたよ。ミミ掃除しなさい。ミミに知らせますよ。ミミに聞かせますよ、聞かなければ聞くようにして知らせますよ。辛いなれど、我慢しなさい。ゆめゆめ利巧(りこう)出さないように、わかりましたか。百姓にもなりなさい、大工にもなりなさい、絵描きにもなりなさい。何にでもなれるようにしてあるではないですか。役員も同様です。

 

 まどいつくらないように、金とらないように。神に供えられたものはみな分けて、喜ばしてやりなさいと言ってありましょう。この方、喜ぶこと好きですよ、好きのこと栄えますよ、弥栄えますよ。信者つくらないように。道は伝えなければなりませんよ。取り違えないように、慢心しないように、生まれ赤児(あかご)の心で神示読みなさい。神示戴きなさい。日本の臣民皆勇むよう祈ってくださいね。世界の人民皆喜ぶ世が来るよう祈ってくださいね、てんし様祀りなさい。ミコトにまつろいなさい。このこと出来れば、他に何もわからないでも峠越せますよ。御民(みたみ)、生命(いのち)捨てて生命(いのち)に生きなさい。

 

 鳥鳴く声す、夢さませ、見よ明け渡る東(ひむかし)を、空色晴れて、沖つ辺(へ)に、千船(ちふね)行き交(か)う靄(もや)の裡(うち)。

 

 いろはにほへと、ちりぬるを、わかよたれそ、つねならむ、うゐのおくやま、けふこえて、あさきゆめみし、ゑひもせすん。

 

 アオウエイ、カコクケキ、サソスセシ、タトツテチ、ナノヌネニ、ハホフヘヒ、マモムメミ、ヤヨユエイ、ラロルレリ、ワヲウヱヰ。

 

 アイウエオ、ヤイユエヨ、ワヰ ヱヲ、カキクケコ、サシスセソ、タチツテト、ナニヌネノ、ハヒフヘホ、マミムメモ、ヤイユエヨ、ラリルレロ、ワヰウヱヲ、五十九柱です。

 

 この巻「夜明けの巻」としなさい。この十二の巻よく肚(はら)に入れておけば何でもわかりますよ。無事に峠越せますよ。わからないことは自分で伺いなさい。それぞれに取れます。天津日嗣皇尊(アマツヒツギスメラミコト)、弥栄(やさか)、弥栄(いやさか)。あら楽(たの)し、あら楽(たぬ)し、あなさやけ、おけ。

 

 一二三四五六七八九十百千卍(ヒフミヨイツムナナヤココノタリモモチヨロズ)。

 

 秋満つ日に、アメのひつ九か三、しるす。

 

<『夜明けの巻』了>