第十一帖（三四五）
日の出の神様お出ましです、日の出はイです、イの出です、キの出です、わかりましたか。めんめめんめに心改めなさいと言ってありましょう、人民というものは人に言われては腹の立つことあるものです、腹立つと邪鬼起こるから、めんめめんめに改めなさいと、くどう言うのです、智や学ではどうにもならないということよくわかっておりながら、まだ智や学でやるつもり、神の国のことするつもりでいるのか、わからないと言ってあまりではないですか。
何事もわかった臣民、口に出さずに肚に鎮めておきなさい、言うてよい時は肚の中から人民びっくりする声で言うのです、神が言わせるから心配ないのです、それまでは気（け）も出さないように。二十二日の夜に実地が見せてありましょう、一所（ひとところ）だけ清い穢れんところ残しておかな足場なく、こうなってはなりませんよ、カタ出さねばなりませんよ、神の国、神の子は神の神の生神が護（まも）っているから、いよいよとなったら一寸の火水でうでくり返してやる仕組です、末代のとどめの立て替えですから、よう腰抜かさないように見ていなさい、長くかかりては一もとらず二もとらさず、神国は潰れ、道は滅びてしまうから、早う早うと気もない時から気つけているのですが、神の言うこと聞く臣民人民まだまだです。
この道難しい道でないからそのままに説いて聞かしてやりなさい、難しく説くとわからないようになるのです。平たく説いてやりなさい、難しいのは理屈入るのです、難しいことも臣民にはありますが理屈とならないように、理屈悪です。霊術も言霊（ことだま）もよいですが、ほどほどに、三分くらいでよいのです、中行かな行けないのです、銭儲けて口さえすごして行けばよいように今の臣民まだ思っていますが、それは四ツ足の四つの悪の守護であるくらいわかっておりましょう。
悪とは他を退けることです、まつりまつりとくどう言ってあることまだわからないのですか、今外国よいと言っている臣民は外国へ行っても嫌われますよ、外国にも住むとこ無くなりますよ、外国も日本もないのです、ガイコクとは我（わ）れ善（よ）しの国のことです、神国は大丈夫ですが、外国や日本の国大丈夫とは言えないと言分（ことわ）けて言ってありましょう。
日月の集団（まどい）作り、教会作ってもなりませんが、ゝ入れた集団作らなければなりませんよ、〇も作らずゝも入らずに力出ないくらいわかっておりましょう、馬鹿正直ならないと言ってあること忘れたのですか、集団のつくり方知らせてありましょうが、盲には困る困る。人の苦労あてにして我（われ）が進んで苦労しないような人民では（〇の中にゝの印）の気感（？）にかなわないから、今度は苦労のかたまりの花咲くのです、苦の花咲くのです、富士に木花咲耶姫（このはなさくやひめ）の神祀りてくださいと言ってありましょう、永遠（とわ）にしぼまん誠の花咲く世来たのです。十二月七日、ひつ九のか三。
第十二帖（三四六）
上面（うわつら）洗えば良くなりますが、肚の掃除なかなか出来ません、道広める者から早く掃除まだまだですよ、今度神から見放されたら末代浮ぶ瀬ありませんよ。食い物大切に、家（うち）の中キチンとしておくのがキイの御用です、始めの行（ぎょう）です。出て来ねばわからないようでは、それは神力無いのです、軽き輩（やから）です、それで神示読めとくどう言っているのですよ、神の言うこと誠だと思いながら出来ないのは、守護神がまだ悪神のイキから放たれていない証拠です、イキとはイキ（一キ）です、気です。悪神はいかようにでも変化（へんげ）るから、悪に玩具（おもちゃ）にされている臣民人民可哀想なからこの神示読んで言霊高く読み上げて悪のキ断ちて下さいね。
今のうちに神示じっくりと読んで肚に入れて、高天原（たかあまはら）となっていて下さいね。まだまだ忙しくなって神示読む間もないようになって来るのですから、くどう言っているのですよ、悪魔に邪魔されて神示読む気力も無くなる臣民沢山出て来るから気をつけておきなさい。まだまだ人民には見当取れない妙なことが次から次にと湧いて来るから、妙なことこの方がさしているのですから、神の臣民心配ありませんが、そうなった神の臣民まだまだでしょう、掃除される臣民には掃除する神の心わからないから妙に見えるのも道理です。
天の様子も変わって来ます。何事にもキリということあるのです、臣民可哀想と言ってもキリあります、キリキリ気つけて下さい、人に言ってもらっての改心では役に立ちません、我（われ）と心から改心しなさい、我（が）でやろうと思ってもやれないのです、それでも我（が）でやって鼻ポキンポキンか、そうならねば人民得心出来ないから、やりたい者やってみるもよいのです、やってみて得心改心しなさいな、今度は鬼でも蛇（じゃ）でも改心させるのです。これまでは夜の守護であったがいよいよ日の出の守護と相（あい）成ったから、物事誤魔化（ごまか）しきかないのです、誠の人よ、よく神示見て下さい、裏の裏まで見て下さい。
神国の誠の因縁わからないで、三千年や五千年の近目（ちかめ）ではスコタンですと言ってありましょう、てんし天下平げて、誠の神国に、世界神国にしますよ、世界は神の国、神の国真中の国は、十万や二十万年の昔からではないのです、世の元からの誠一つの神のことわからないと益人（ますひと）とは言えません、神の言うこと一言半句（いちげんはんく）も間違いないのです。人民はその心通りに写るから、小さく取るから物事わからないのです、間違いだらけとなるのです、人民が楽に行ける道作って教えてやってあるのに、我出すから苦しんでいるのです、神が苦しめているのではないのです、人民自分で苦しんでいるのですと言ってありましょう。十二月七日、ヒつ九のか三神示（ふで）。
