日月神示 キの巻 第八帖(二六五)から第十三帖(二七〇)

第八帖(二六五)

 

 今までのして来たことが、なるほど天地の神の心に背(そむ)いているということ心からわかって、心からお詫びして改心すれば、この先末代身魂をかまいます、借銭負っている身魂は、この世にはおいてもらえないことに規則決まったのです、早く皆に知らしてやりなさい。

 

 タテコワシ、タテナホシ、一度になります。立て直しの世直し早くなるかも知れません、遅れないように。立て直し急ぎますよ、立て直しとは元の世に、神の世に返すことです、元の世と言っても泥(どろ)の海ではないのです、中々に大層なことであるのです。上下(うえした)グレンと言ってあることよく肚に入れてくださいね。三月十一日、一二(〇の中にゝの印)。

 

 

第九帖(二六六)

 

 悪いこと待つは悪魔です、いつ立て替え、大峠が来るかと待つ心は、悪魔に使われているのです。この神示世界中に知らすのです、今までは大目に見ていましたが、もう待てないから見直し聞き直しありません、神の規則通りにビシビシと出て来ます、世界一平(いったいら)に泥の海であったのを、修理固成(つくりかため)たのは国常立尊(くにとこたちのみこと)です、親様を泥の海にお住まい申さすはもったいないのです、それで天にお昇りなされたのです。岩の神、荒の神、雨の神、風の神、地震の神殿、この神々様、御手伝いでこの世のかため致したのです。

 

 元からの龍体持たれた荒神(あらがみ)様でないと今度の御用は出来ません、世界つくり固めてから臣民つくりたのです、何も知らずに上に登って、神を見下ろしているようで、何でこの世が治まるのですか。

 

 天と地との御恩ということが神の国の守護神にわかっていないから、難儀なことが、愈々(いよいよ)どうにもならないことになるのです、バタバタとなるのです。臣民生まれ落ちたら、ウブの御(おん)水を火で温めて産湯(うぶゆ)を浴びせてもらうでしょう、その御水はお土から頂くのです、焚(た)き火灯(びとも)しは皆日の大神様から頂くのです、御水と御火と御土で、この世のイキあるもの、生きているのです、そんなことくらい誰でも知っていると言うでしょうが、その御恩ということ知らないでしょう。(一厘のところわからないでしょう。)

 

 守護神も曇っているから神々様には早くこの神示読んで聞かせてやりなさい、世間話に花咲かすようでは誠の役員とは言えません、桜の花咲かせなさい。せわしくさしているのです、せわしいのは神の恵みです、今の世にせわしくなかったら臣民腐ってしまいます、せわしく働きなさい、三月十一日、ひつ九のか三。

 

 

第十帖(二六七)

 

 山の谷まで曇っていますよ、雲った所へ火の雨降ります、雲った所には神は住めません、神なき所愈々です。ひどいことあります、神がするのではありません、臣民自分でするのです。一日(ひとひ)一日延ばして改心させるように致しましたが、一日延ばせば千日練り直さなければならないから、神は愈々鬼となって規則通りにビシビシと埒(らち)あけます、もう待てません、何処から何が出て来るか知れませんと言ってありましょう。花火に火つけなさい、日本の国の乱れて来たのは来られないものを来らしたからです。三千年の昔に返します、三万年の昔に返します、三十万年の昔に返さなければならないかも知れません。

 

 家内和合出来ないようでは、この道の取次(とりつぎ)とは言えません、和が元ですと言ってありましょう、和合出来ないのはトラとシシです、どちらにもメグリあるからです、昼も夜(よ)も無いのです、坊主坊主臭くてなりません。三月十三日、一二(〇の中にゝの印)。

 

 

第十一帖(二六八)

 

 一二三(ひふみ)とは限りなき神の弥栄です、一(ひ)は始めなき始めです、ケは終わりなき終わりです、神の能(はたらき)が一二三です、始めなく終わりなく弥栄の中今(なかいま)です。一二三は神の息吹です、一二三唱えなさい、神人共に一二三唱えて岩戸開(ひら)けるのです、一二三にときなさい、一二三と息しなさい、一二三着よ、一二三食(お)しなさい、始め一二三あり、一二三は神です、一二三は道です、一二三は祓い清めです、祓い清めとは弥栄です、神の息です、てんし様の息です、臣民の息です、けもの、草木の息です。一(ひ)です、二(ふ)です、三(み)です、ケです、レです、ホです、(渦の印)です、(回転の増した渦の印)です。皆の者に一二三唱えさせなさい、五柱御働きです、八柱十柱(はちはしらとはしら)御働きです、五十連(いつら)です、イロハです、わかりましたか。三月十四日、ひつ九ノか三。

 

 

第十二帖(二六九)

 

 見苦しき霊(たま)には見苦しきものうつります、それが病の元です、見苦しき者に、見苦しきタマ当たります、それで早く洗濯掃除と言ってくどう気つけておいたのです。神の試しもありますが、所々に見せしめしてあるのです、早く改心してください、それが天地への孝行です、てんし様への忠義です。

 

 鎮魂(ミタマシズメ)には神示読んで聞かせなさい、三回、五回、七回、三十回、五十回、七十回で始めはよいのです、それでわからないようならお出直しです。三月十五日、ひつ九のか三。

 

 

第十三帖(二七〇)

 

 世に落ちておいでなさる御方(おんかた)、御一方(おんひとかた)、龍宮の乙姫殿、御守護おそばします、その方(かた)、天晴(あっぱ)れ表(おもて)に現われます、これからは神徳もらわないと一寸先へも行けないことになったのです、御用さしてくれと言っても、メグリある金(かね)は御用になりません、メグリになるのです。

 

 自分の物と思うのが天の賊(ぞく)です、これまで世に出ておいでなさる守護神、九分九厘まで天の賊です。偉い人愈々とんでもないことになります、捕らわれます、痛い目にあわされます、今に目覚(さ)めるなれどその時では遅い遅い。おかみも一時は無くなるのです、一人一人何でも出来るようになりておりてくれと言ってあること近くなりましたよ、

 

 火の大神気つけてください、どえらいことになります。一厘のこと言わねばならず、言ってはならず、心と心で知らしたいなれど、心でとりて下さいね、よく神示読んでさとってください、神たのみます。三月十六日、ひつ九ノか三。