日月神示 松の巻 第九帖(三〇〇)から第一六帖(三〇七)

第九帖(三〇〇)

 

 悪のやり方は始めはどんどん行きますが、九分九分九厘でグレンです、善のやり方、始め辛いのですが、先行くほどよくなります。この世に何一つ出来ないということないこの方のすることです。言うこと聞かねば、聞くようにしてきかせますよ。因縁だけのことはどうしてもせねば、今度の峠は越せないのです。ここの役員は、皆因縁身魂ばかり、苦しいだけお蔭ありますよ。六月二十(四)日、アメのひつ九か三、しるす。

 

 

第十帖(三〇一)

 

 今度役目決まったら、末代(まつだい)続くのです、神示に出た通りの規則となります。善も末代です、悪も末代です。この世は一つです。我(われ)の身体、我に自由にならない時来ました。神にすがるより仕方なくなって、すがったのでは、間に合いませんよ。今度はいろはの世に戻します。ひふみの世に戻します。素直にすれば魂(たま)入れ替えて、善い方に廻してあげますよ。歓(よろこ)びの身といたしてやりますよ。六月二十(四)日、あメのひつ九のか三、しるす。

 

 

第十一帖(三〇二)

 

 今の法律、この方嫌いです、嫌いのもの無くしますよ。凝り固まると害(そこな)いますよ。この道、中行く道と言ってありましょう、あれなら日津久(ひつく)の御民(みたみ)ですと世間で言うような行いしなければなりませんよ。

 

 神の国と言うものは光の世、喜びの世です。虫けらまで、てんし様の御光に集まる喜びの世です。見事この方についてきなさい。手引っ張って峠越さしてあげますよ。六月二十五日、アメのひつ九のか三。

 

 

第十二帖(三〇三)

 

 前にも立て替えはあったのですが、三千世界の立て替えでなかったから、どの世界にでも少しでも曇りあったら、それが大きくなって、悪は走れば苦労に甘いから、神々様でも、悪に知らず知らずなって来るのです。それで今度は元の生神が天晴(あっぱ)れ現われて、悪は影さえ残らないよう、根本からの大洗濯するのです、神々様、守護神殿、今度は悪は影も残しません。早く改心しなさいな。立て替えのこと、学や智ではわかりませんよ。六月二十八日、アメのひつ九のか三。

 

 

第十三帖(三〇四)

 

 この世界は浮島(うきしま)ですから、人民の心通り、悪くもなり善くもなるのです。食う物ないと言って歩き廻っていますが、餓鬼に食わすものは、もういくら捜してもないのです。人は神の子ですから食うだけのものは与えてあります。神の子に飢え死にはないのです。弥栄のみです。ここはまず、世界の人民の精神良くするところですから、改心せねばするようにしますよ、わからないのは、我(われ)構う人慢心(まんしん)しているからです。旧五月十六日、アメのひつ九神。

 

 

第十四帖(三〇五)

 

 裏切る者沢山出てきますよ、富士と鳴門の仕組、諏訪(すわ)、マアカタの仕組、ハルナ、カイの御用しなさい。悪の総大将よ、早く改心しなさい。悪の神々よ、早く改心結構ですよ。いくら焦ってあがいても、神国(かみくに)の仕組はわかりませんよ。悪とは言っても大将になる身魂、改心すれば今度はいつまでも結構になるのです。日本の臣民人民、皆思い違うと、くどう知らしてありましょう。まだ我(が)捨てないのですか、水でも掃除しますよ。六月二十九日、アメのひつ九か三、ふで。

 

 

第十五帖(三〇六)

 

  この神示ウブのままですから、そのつもりで取ってください。嘘は書けない根本ですから、この神示通りに天地の規則決まるのです、心得て次の世の御用にかかってくださいね。世界のことですから、少しくらいの遅い早いはあるのです。間違いないことです。

 

 大将が動くようでは、治まりません。真中動かないようにと言ってありましょう、この世の頭(かしら)から改心しなければ、この世治まりませんよ。この方頼めばミコトでおかげあげますよ。龍宮の乙姫殿、烈しき御活動です。六月三十日、アメのひつ九のか三、しるす。

 

 

第十六帖(三〇七)

 

 火と水と組み組みて地(つち)が出来たのです、土の饅頭(まんじゅう)の上に初めに生(は)えたのが松でありました。松は元の木です、松植えなさい、松供えなさい、松神龍(ひもろぎ)としなさい、松玉串(たまぐし)としなさい、松食(お)しなさい、いつも変わらない松心となって下さいね。松からいろいろな物生み出されたのです、松の国と言ってありましょう。七月の一日、アメのひつ九のか三。