日月神示 松の巻 第十七帖(三〇八)から第二十六帖(三一七)

第十七帖(三〇八)

 

 釈迦祀りなさい。キリスト祀りなさい。マホメット祀りなさい。カイの奥山は五千の山に祀ってください。七月の十と二日に天晴れ祀りてくださいね。いよいよ富士晴れますよ。今の人民よいと思っていること、間違いだらけです。ここまでよくも曇りましたね。二の山、三の山、四の山に祀ってくださいね。まだまだ祀る神様ありますよ。七月の二日、アメのひつ九のか三。

 

 

第十八帖(三〇九)

 

 人民同志の戦ではかなわないということよくわかったでありましょう。神と臣民融け合った大大和でないと勝てませんよ。悪神よ、日本の国をここまでよくも穢したな。これで不足はあるまいから、いよいよこの方の仕組通りの、とどめにかかるから、精一杯の御力(おんちから)でかかりて御座れ。学問と神力の、とどめの戦です。七月三日、アメのひつ九のか三。

 

 

第十九帖(三一〇)

 

 改心次第で善の霊(れい)と入れ換えて、その日から善き方に廻してあげますよ。宵(よい)の明星が東へ廻っていたら、いよいよです。天の異変気をつけなさいと、くどく言ってありましょう。道はまっすぐ行きなさい。寄り道しないように。わき目ふると悪魔魅入(みい)りますよ。それも我(われ)の心からです。七月四日、アメのひつ九のか三。

 

 

第二十帖(三一一)

 

 ここまで来れば大丈夫です。心大きく持って焦らずに御用しなさい。饌(け)にひもじくないよう、身も魂も磨いておきなさい。もう何事も言わなくても、天と地にして見せてあるから、それよく見て、改心第一です。悪は霊力(れい)が利(き)かないようになったから最後のあがきしているのです。人助けておけば、その人は神助けます。神界と現界のこと、その神示よく分けて読んで下さいね。天明、ご苦労でありました。これからいよいよの御用あるのです。皆の者も同様です。七月五日、アメのひつ九のか三。

 

 

第二十一帖(三一二)

 

 旧九月八日からの祝詞は、始めにひとふたみ唱え、終わりに百千卍宣(ももちよろずの)りなさい。お神山(やま)作る時は、どちらからでも拝(おが)めるようにしておきなさい。一方から拝むだけの宮は我(わ)れ善(よ)しの宮です。何もかも変えてしまうと言ってありましょう。神徳貰(しんとくもら)えば何ごともわかって来るのです。要らないもの灰にするのです。息乱れないようにしなさい。七月七日、アメのひつ九か三。

 

 

第二十二帖(三一三)

 

 世変わったら生命(いのち)長くなりますよ。今まで上にあがって楽していた守護神は大峠越せないことになりますよ。肉体あるうちに改心しておかないと、霊になっての改心なかなかです。悪も御苦労の御役(おんやく)。この方についていなさい。手引いて助けてあげますと言ってありましょう。悪の改心、善の改心、善悪ない世を光の世と言うのです。七月八日、アメのひつ九のか三。

 

 

第二十三帖(三一四)

 

  国々所々に、神人鳴り動く、道は世にひらき極む、日月地更に交わり結び、その神々ひらき弥栄え、大地固成、まことの神と現われ、正し、三神は世に出づ、ひふみと鳴り成ります。正しくひらけ弥栄えて更につきず、鳴る道に成り、交わる。永遠の世光ることは永遠の大道、息吹き大地に充ち満つ道。展きてつきず、極り成る神の道。苦しむ道をひらき、日月地に苦しむ喜び出で、神の国むつび、悉(ことごと)く歓喜弥栄ゆ。七月十日、アメの一二の神。

 

 

第二十四帖(三一五)

 

 早く早くと言っても、立体の真道に入るのは、小我(われ)死なねば、大我(われ)もない道なのです。元栄えひらき鳴る神、元にひらき成る神、元津神日の神、極みきわまりて足り、いよいよ月の神はらみ交わり栄ゆ、成りむすび、神々極まるところ、ひふみ、よろづ、ち、ももと、ひらく、歓喜の大道、神々更に動きひらき栄ゆ。元津神のナルトの秘密、永遠に進み、いき、ひらき極む。元津大神かくりみ、次になる神かくりみのナルトです、富士栄え、火の運動き、うづまき鳴り、極みに極みて、地また大地動き、うづまきます、真理なりて極まり、鏡の如くなり、極まりて、動きひらき、極まりて大道、遂に成ります。七月十日、アメのひつ九か三。

 

 

第二十五帖(三一六)

 

  ムからウ生まれ、ウからム生まれると言ってありましょう、ウム組み組みて、力生まれるのです。今度の大峠はムにならないと越せません。ムがウです。世の元に返すのですと言ってありましょう。ムに返れば見えすくのです。風の日もあります。七月十一日、アメのひつ九の神。

 

 

第二十六帖(三一七)

 

 カイ奥山開き結構々々。天明ご苦労。ショウダ、イソガミ、イシモトご苦労。アサカワ、カドタ、カトウご苦労です。奥山元です。中山は介添(かいぞえ)です。国々落つる隈(くま)なく造りくださいな。一の宮ばかりではないのです。二の宮、三の宮、四の宮、五の宮、六の宮、七の宮まで造りてよいのです。何処(いづこ)にも神祀れと言ってありましょう。てんし様祀りなさいと言ってありましょう。祀り結構。祀ればよろこぶこと出来ます。七月十三日、アメのひつ九か三、ふで。