日月神示 水の巻 第六帖(二八〇)から第一二帖(二八六)

第六帖(二八〇)

 

 キが元だと言ってありましょう。神国(かみくに)負けると言う心、言葉は悪魔ですよ、(本土上陸というキは悪魔です。)キ、大きく持って下さいね。島国日本にとらわれないように。小さいこと思っていると見当取れないことになりますよ。一(ひ)食べなさい、二(ふ)食べなさい、食べるには噛むことです、噛むとはカミです、神に供えてから噛むのです、噛めば噛むほど神となります、神国(かみくに)です、神(かみ)ながらの国です。かみながら仕事してもよいのです。

 

 青山も泣き枯(か)れる時あると言ってありましょう。日に千人(ちひと)食い殺されたら、千五百(ちひほ)の産屋(うぶや)建てなさい。かむいざなぎの神の御教(おんおしえ)です。神嫌(きら)う身魂(みたま)は臣民も嫌いますよ。五月二日、三のひつ九のかみ。

 

 

第七帖(二八一)

 

 皆病気になっていることわからないのですか。一二三祝詞(ひふみのりと)で治してやりなさい。神示読んで治してやりなさい。自分でもわからない病になっていますよ、早く直さないとどうにもならないことになって来ますよ。ここの宮、仮です。真中に富士の山造り、そのまわりに七つの山造ってくださいね。拝殿(はいでん)造ってくださいね。神示書かす所造ってくださいね。天明休む所造ってくださいね。いずれも仮でよいのです。早くしてくださいな。松の心にさえなっておれば、何事もすくすく行きますよ。五月四日、三のひつ九のか三。

 

 

第八帖(二八二)

 

 鎮座は六月の十日です。神示書かして丸一年です。神示で知らしてありましょう、それからがいよいよの正念場です。びっくり箱あきますよ。五月四日、三のひつ九のか三。

 

 

第九帖(二八三)

 

 富士は晴れたり日本晴れ、いよいよ岩戸開(ひら)けます。お山開きまこと結構。松の国、松の御代(みよ)となりますよ。旧九月八日から大祓祝詞(おおはらいのりと)に天津祝詞(あまつのりと)の太祝詞(ふとのりと)「一二三祝詞(ひふみのりと)コト」入れてのりなさい。忘れずにのりなさい。その日からいよいよ神(かみ)は神、獣(けもの)は獣となります。江戸道場やめないように、お山へ移してよいのです、役員一度やめてよいのです。またつとめてよいのです。メグリあるから心配あるのです。メグリ無くなれば心配無くなりますよ。心配無いのが富士は晴れたりです、富士晴れ結構です。日月の御民(みたみ)、いずれも富士晴れ心でおって下さいね。肉体ちっとの間(ま)ですが、魂(たま)は限りなく栄えるのです。金(きん)に難渋(なんじゅう)して負けないようにして下さいね。金馬鹿にしてはなりませんよ。焦らないように。焦ると心配出来ます。神が仕組みてあること、臣民がしようとて出来はしません。細工(さいく)は流々(りゅうりゅう)、めったに間違いないのです。見物していなさい、見事して見せますよ。不和(ふわ)の家、不和の国の捧げもの、神は要りませんよ。喜びの捧げもの、米一粒でもよいのです。神は嬉しいのです。旧九月八日、とどめです。六月二日、三の一二の神。

 

 

第十帖(二八四)

 

 五大洲引っ繰り返っていることまだわからないのですか。肝腎要(かんじんかなめ)のことです。七大洲となりますよ。八大洲となりますよ。

 

 今の臣民にわかるように言うならば、御三体(ごさんたい)の大神様とは、天之御中主(あめのみなかぬしの)神様、高皇産霊(たかみむすびの)神様、神皇産霊(かみむすびの)神様、伊邪那岐(いざなぎの)神様、伊邪那美(いざなみの)神様、撞賢木向津媛(つきさかきむかつひめの)神様です。雨の神とは、天之水分(あめのみくまりの)神、国之水分(くにのみくまりの)神、風の神とは、志那都比古(しなどひこの)神、志那都比売(しなどひめの)神、岩の神とは、石長比売(いわながひめの)神、石戸別(いわとわけの)神、荒(あれ)の神とは、大雷男(おおいかづちのおの)神、若雷男(わきいかづちおの)神、地震の神とは、武甕(たけみか)槌神、経津主(ふつぬし)の神々様の御事(おんこと)です。キの神とは木花開耶姫(このはなさくやひめの)神、金(かね)の神とは金勝要(きんかつかね)の神、火の神とは稚比売君(わかひめぎみ)の神、日の出の神とは彦火々出見(ひこほほでみの)神、龍宮の乙姫殿とは玉依姫(たまよりひめ)の神様の御事です。この方(ほう)のこと、いずれわかって来ますよ。今はまだ知らしてはならないことです。知らす時節近づきました。六月十一日、三の一二神。

 

 

第十一帖(二八五)

 

 神(かみ)第一とすれば神となり、悪魔第一とすれば悪魔となります。何事も神第一結構。カイの言霊(かへし)、キです。キが元ですと知らしてありましょうが、カイの御用にかかってくださいね。何という結構なことであったかと、始めは苦しいなれど、皆が喜ぶようになって来るのですよ。先楽しみに苦しみなさい。ギュウギュウと締めつけて、目の玉飛び出ることあるのです、そこまでに曇りているのですよ、はげしく洗濯しますよ。可愛い子、谷底に突き落とさなければならないかも知れませんよ、いよいよ神が表に現われて神の国に手柄立てさせます、神国(かみくに)光輝きます。

 

 日本にはまだまだ何事あるかわかりません。早く一人でも多く知らしてやりなさい。魂(たま)磨けば磨いただけ先が見え透(す)きます。先見える神徳(しんとく)与えますよ。いくら偉い役人頑張っても、今までのことは何も役に立ちません。新しき光の世となるのです。古きもの脱ぎ捨てなさいと言ってありましょう。まこと心になったならば、自分でもわからないほどの結構出て来ます。手柄立てさせます。いくら我(が)張っても我では通りません。我折りて素直になって下さいね、これでよいということないのです。いくらつとめてもつとめても、これでもうよいということはないのです。神の一厘の仕組わかったら、世界一列一平(いちれついったいら)になります。枡(ます)かけ引いて、世界の臣民人民、勇みに勇みます。勇むことこの方嬉しきぞ。富士はいつ爆発するのか、どこへ逃げたら助かるのだという心我(わ)れ善(よ)しです。どこにいても救う者は救うと言ってありましょう。悪き待つはキの悪魔のキです。結構が結構生むのです。六月十一日。

 

 

第十二帖(二八六)

 

 人間心には我(が)があります。神心には我がないのです。我がなくてもならず、我があってもなりません。我がなくてはならず、あってはならない道理わかりましたか。神に融(と)け入りなさい。てんし様に融け入りなさい。我なくせ、我出しなさい。

 

 立て替えというのは、神界、幽界、顕界にある今までのことを、綺麗に塵(ちり)一つ残らないように洗濯することです。今度という今度はどこまでも綺麗さっぱりと立て替えするのです。立て直しというのは、世の元の大神様の御心(みこころ)のままにすることです。御光(みひかり)の世にすることです。てんし様の御稜威(みいづ)輝く御代(みよ)とすることです。政治も経済も何もかも無くなります。食べる物も一時は無くなってしまいますよ。覚悟しなさいな。正しくひらく道場鳴り出づ、はじめ苦し、展きいて、月鳴る道は弥栄、地ひらき、世ひらき、世むすび、天地栄ゆ、はじめ和の道。

 

 世界の臣民、てんし様拝(おろが)む時来るのです。邪魔せずに見物しなさい、御用はしなければなりません。この神示読みなさい、声高く。この神示血としなさい、益人(ますひと)となりますよ。天地まぜこぜとなります。六月十二日、三のひつ九ノ神。