日月神示 日の出の巻 第二十一帖(二三四)から第二十三帖(二三六)

第二十一帖(二三四)

 

 神憑(か)かりと言っても七つあるのですよ、その一つ一つがまた七つに分かれているのですよ、神がかり、か三かかり、か三かゝりです、ゝ(カミ)かゝりです、(〇の中にゝの印)かゝり、か三かゝり、か三かゝりです、神憑かっていないと見える神憑かりが真(まこと)の神憑かりと言ってありましょう。そこらにいる神憑かりは、皆四段目、五段目、六段目、七段目の神憑かりです。神憑かりとは、惟神(かむながら)のことです、これが神国の真の臣民の姿です。惟神の国、惟神です、神と人と融(と)け合った真の姿です、今の人民の言う惟神ではないのです、この道理わかりましたか、真の神にまつりあった姿です。悪の大将の神憑かりは、神憑かりとわかりません、気をつけなさい、これからは神憑かりでないと、何もわからないことになるのですよ、早く神憑かりになるよう、掃除してくださいね、神の息吹に合うと神憑かりになれるのです。一二三唱えなさい、祓いのりなさい、神讃(たた)えなさい、人讃えなさい、神は人誉(ほ)め、人は神讃えてまつりてくれよ、まつわりくれよ、あなないくれよ。十二月二十七日、ひつ九か三。

 

 

第二十二帖(二三五)

 

 左は火です、右(みぎり)は水です、(〇の中にゝの印)の神と(渦の印)(うず)の神です、(〇の中にゝの印)(日)の神と月の神です、日の神ばかり拝(おろが)んで月の神忘れてはなりませんよ、人に直々(じきじき)恵み下さるのは(渦の印)神、月の神です、ざと申して日の神おろそかにしないように、水は身を護る神です、火は魂(たま)護る神です、火と水とで組み組みて人です、身は水で出来ていますよ、火の魂入れてあるのです、国土も同様です、(渦の印)海の御用大切です。十二月二十八日、ひつ九のか三。

 

 

第二十三帖(二三六)

 

 この世の位もいざとなれば、宝も富も勲章も役には立ちません、この世去って役に立つのは身魂の徳だけです、身についた芸はそのまま役に立ちます。人に知れないように徳つみなさいと言ってありましょう、神の国に積む徳のみが光るのです、マアカタの御用結構です、富士晴れます、海晴れます。天明ご苦労です。ヤノご苦労です。ササキ、イソカミ、カドタ、ご苦労です。この巻、「日の出の巻」としてまとめて役員に読ませて、一二三として皆に知らせてくださいね、神急ぎます。十二月の二十九日、ひつ九ノか三。

 

<『日の出の巻』了>

 

 

 第二十二帖(二三五)原文

 

 ヒたり八火三三 三キリ八水三三 (〇の中にゝの印)のか三十(渦の印)のか三三 (〇の中にゝの印)のか三十月のか三三 (〇の中にゝの印)のか三八かりおろかんて月のか三〇すれて八七らん三 一十二ちき(繰り返す記号)め九三九た三るの八(渦の印)のか三月のか三三 三十百四て(〇の中にゝの印)のか三おろそか二するて七一三 三八三をまもるか三三三 一八たままもるか三三三 一十三十て九三九三て一十三 三八水ててきて一る三 一のたま一れてあるの三三 九二つち百十四三 (渦の印)う三の五四た一せつ三三

 

 十二かつ二十八にち ひつ九のか三