日月神示 磐戸の巻 第一帖(二三七)から第六帖(二四二)

第八巻

 

磐戸の巻(全二十一帖)

 

自 昭和十九年十二月三十日

至 昭和十九年旧十一月三十日

 

 

第一帖(二三七)

 

 「磐戸(いわと)の巻」書き知らせます。岩戸開くには神人共にえらぎ賑わうのですよ、神憑かりして唄(うた)い舞うのです、ウズメノミコトいるのです。ウズメとは女(おみな)のみでないのです、男(おのこ)もウズメです、女の魂(たま)は男、男の魂は女と言ってありましょう。闇の中で踊るのです、唄うのです、皆の者ウズメとなって下さいね、暁(あけ)告げる鳥となって下さいね、神憑かりて舞い唄い下さい、神憑かりでないと、これからは何も出来ないと言ってありましょう。十二月三十日、(〇の中にゝの印)の一二(〇の中にゝの印)。

 

 

第二帖(二三八)

 

 気をつけてくださいね、キが元です、キから生まれるのです。心配(こころくば)りなさいと言ってありましょう、心の元はキです、すべての元はキです、キは神です、臣民皆にそれぞれのキ植えつけてあるのですよ、嬉しキは嬉しキこと生みますよ、悲しキは悲しキ生みますよ、恐れは恐れ生むのです、喜べば喜ぶことあると言ってありましょう、天災でも人災(震災?)でも、臣民の心の中に動くキのままになるのです。この道理わかるでしょう。爆弾でも当たると思えば当たるのです、恐れると恐ろしいことになるのです、モノはキから生まれるのです、キが元です、くどくキつけておきなさい。ムのキ動けばム来ます、ウのキ動けばウ来ます、どんなことでもキあれば出来ます、キから生まれるのです、勇んで神の御用つとめて下さいね。十二月三十一日、(〇の中にゝの印)の一つ九(〇の中にゝの印)。

 

 

第三帖(二三九)

 

 富士は晴れたり、日本晴れ、ビックリ箱愈々(いよいよ)となりました。春マケ、夏マケ、秋マケ、冬マケて、ハルマゲドンとなるのです、早く改心しないとハルマゲドンの大峠越せないことになりますよ。大峠となったらどんな臣民もアフンとして物言えないことになるのですよ、何とした取り違いであったかと地団駄(じたんだ)踏んでも、その時では間に合わないのですよ、十人並のことしていては今度の御用は出来ないのです。逆様(さかさま)にかえると言ってありましょう、大洗濯です、大掃除です、グレンです、富士に花咲きます。一月一日、(〇の中にゝの印)のひつ九のか三。

 

 

第四帖(二四〇)

 

 この方、この世の悪神(あくがみ)とも現れますよ、閻魔(えんま)とも現れますよ、悪と言っても臣民の言う悪ではないのです、善も悪もないのです、審判(さばき)の時来ているにキづきませんか、その日その時裁かれているのです、早く洗濯しなさい、掃除しなさい、岩戸いつでも開くのです、善の御代(みよ)来ますよ、悪の御代来ますよ。悪と善と立て別けて、どちらも生かすのです、生かすとは神のイキに合わすことです、イキに合えば悪は悪でないのです。この道理よく肚(はら)に入れて、神の心早く汲み取りなさいな、それが洗濯です。一月二日、神のひつ九のか三。

 

 

第五帖(二四一)

 

 天(あま)さかり地(くに)さかります御代(みよ)となります、臣民の心の中に生けおいた花火、愈々開く時来ました、赤い花火もありますよ、青いのもありますよ、黄なのもありますよ、それぞれの御魂(みたま)によりて、その色違うのです、御魂どおりの色出るのです。金(きん)は金です、鉄は鉄です、鉛は鉛として磨いてくださいね、金の真似しないように。

 

 地つちの軸動きますよ、フニャフニャ腰がコンニャク腰になってどうにもこうにもならないことになります。その時この神示、心棒に入れてくださいね、百人に一人くらいは何とか役に立ちますよ、あとはコンニャクのお化けです。一月三日、(〇の中にゝの印)のひつ九のか三。

 

 

第六帖(二四二)

 

 北、南、宝出す時近づきました、世の元からの仕組ですから滅多に間違いないのです、これから愈々臣民にはわからなくなりますが、仕上げ見て下さいね、何事も神の言うこと聞いて素直になるのが一等です、神示(ふで)出ない時近くなりました、神示出なくなったら口で知らせますよ、神示早く肚に入れないと間に合わないことになってきます。

 

 西も東もみな宝あります、北の宝は潮満(しおみつ)です、南の宝は潮干(しおひる)です、東西の宝も今にわかってきますよ、この宝天晴(あっぱ)れ、この世の大洗濯の宝です。一月の四日、(〇の中にゝの印)のひつ九のか三。