日月神示 日の出の巻 第七帖(二二〇)から第十一帖(二二四)

第七帖(二二〇)

 

 オロシヤにあがりておりた極悪の悪神(あくがみ)、いよいよ神の国に攻め寄せて来ます。北に気をつけろと、北がいよいよのギリギリですと言ってくどう気つけてありたこと近くなりましたよ。神に縁深い者には、深いだけに見せしめあるのです。国々もその通りです、神には依怙(えこ)無いのです。ロシアの悪神の御(おん)活動と言うものは、神々様でもこれは到底かなわないと思うように烈しき御力(おんちから)です。臣民というものは神の言葉はわからないから、悪神のことに御とつけるのはわからないと言うでしょうが、御とは力一杯のこと、精一杯のことを言うのです。

 

 何処から攻めて来ても神の国には悪神にはわからない仕組致してあるから、心配ないのです、いよいよとなった時には神が誠の神力出して、天地ゆすぶってトコトン降参ですと言うとこまでギュウギュウと締めつけて、万劫末代(まんごうまつだい)言うこと聞きますと改心するとこまでゆすぶるから、神の国、神の臣民心配しないように、心大きく御用してくださいね、何処に居ても御用している臣民助けてあげますよ。一二月六日、ひつ九か三。

 

 

第八帖(二二一)

 

 一二三(ヒフミ)の食べ物に病(やまい)無いと言ってありましょう、一二三の食べ方は一二三唱えながら噛むのです、四十七回噛んでから呑(の)むのです、これが一二三の食べ方、頂き方です。神に供えてからこの一二三の食べ方すればどんな病でも治るのです、皆の者に広く知らしてやりなさい。心の病は一二三唱えることによりて治り、肉体の病は四十七回噛むことによって治るのです、心も身も分け隔(へだ)て無いのですが、わかるように言って聞かしているのです、取り違いしないように。

 

 日本の国はこの方の肉体と言ってありましょう、どんな宝も隠してあるのです、神の御用なら、何時でもどんなものでも与えるのです、心大きく持ってどしどしやってくださいね。集団(まどい)作るなと言えばバラバラでいるが、裏には裏あると言ってありましょう、心配(こころくば)りなさい、十二月七日、ひつ九のか三二で。

 

 

第九帖(二二二)

 

 人、神とまつわれば嬉し嬉しです、まつわれば人でなく神となるのです、それがマコトの神の世です、神は人にまつわるのです、ゝと〇と言ってありましょう、戦もゝと〇と壊し合うのではないのです、ゝと〇とまつろうことです、岩戸開く一つの鍵です、和すことです、神国真中(かみぐにまなか)に和すことです。それには〇(身)掃除しなければなりません、それがこの度の戦です、戦の大将が神祀らねばなりません。二四(西?)は剣(つるぎ)です。神まつりは神主ばかりするのではないのです、剣と鏡とまつらなければなりませんよ、まつわれば魂(たま)となるのです。魂なくなっていると言って知らしてありましょう、政治も教育も経済の大将も、神祀らねばならないのです。天(てん)の天照皇大神(あまてらすすめおおかみ)様はさらなり、天の大神様、地(くに)の天照(あまてらす)大神様、天照皇大神様、月の神様、とくに篤(あつ)く祀りてください、月の大神様御出でまして闇の世は月の世となるのです。素戔嗚(すさのお)の大神様も篤く祀ってくださいね、この神様には毎夜毎日(まいよまいにち)お詫びしなければならないのです、この世の罪穢(つみけがれ)負われて陰から守護されて御座(ござ)る尊い御(おん)神様です、地(ち)の御神様です、土(つち)の神様です、祓い清めの御神様です、国々の産土(うぶすな)の神様祀ってくださいね、遅くなればなるほど苦しくなるのですよ、人ばかりではありませんよ。十二月八日、ひつ九ノか三。

 

 

第十帖(二二三)

 

 桜吹き神の御国(みくに)は明け初(そ)めにけり。十月になったらボツボツわかりますと言ってありましょう。はたきかけてバタバタとはたくとこもあるのです、箒(ほうき)で掃くとこもあるのです、雑巾がけしたり水で流すとこもあるのです、掃除始まったらバタバタに埒(らち)つくと言ってありましょう、メグリだけのことは、今度はどうしても借銭無しにするのです、花咲く人もあります、花散る人もあります。天(あめ)の日月(ひつく)の神の御神名書かせますよ、それを皆の者に分けてやりなさい。聞きたいことは審神者(さにわ)で聞きなさい、どんなことも聞かしてやると言ってありましょう、神急けますよ。火吹きます、火降ります。十二月十日、ひつ九ノか三。

 

 

第十一帖(二二四)

 

 江戸に道場作りなさい、まず一二三(ひふみ)唱えさせなさい、神示(ふで)読んで聞かせなさい、御魂鎮(みたましず)めしなさい、神鎮めしなさい、十回で一通りわかるようにしなさい、神祀りてその前でしなさい、神がさせるのですからドシドシと運ぶのです。真(まこと)の益人(ますひと)作るのです、こんなこと言わなくてもやらねばならないことですよ、神は一人でも多く救いたさに夜も昼も総活動していることわかるでしょう、神憑(か)かれる人早く作るのです、身魂洗濯するのです、神憑かりと言っても、狐憑(きつねつ)きや天狗(てんぐ)憑きや行者のような〇ゝ憑かりでないのです、真の神憑かりです、役員早く取りかかってくださいね。十二月十一日、一二(〇の中にゝの印)。