日月神示 地つ巻 第三十二帖(一六九)から第三十六帖(一七三)

第三十二帖(一六九)

 

 仕組通りが出て来るのですが、大難を小難にすること出来るのです。神も泥海(どろうみ)は真(ま)っ平(ぴら)です、臣民喜ぶほど神嬉しきことないのです、雲っておれど元は神の息入れた臣民です、打つ手あるのです。番頭殿、役員殿、フンドシ締めなさい。十月の七日、ひつ九のか三。

 

 

第三十三帖(一七〇)

 

  江戸の仕組済んだら尾張の仕組にかからせますよ。その前に仕組む所ありますが、今では成就しないから、その時は言葉で知らせます。宝持ち腐りにしないように、猫に小判にならないように。天地一度に変わると言ってあること近づきました、世は持ちきりにはさせません、息吹(いぶき)払って論(ろん)なくするのです、コトなくしますよ、物言われない時来ますよ、臣民見当とれないことと言ってありましょう、上(うえ)の人辛くなりますよ、頑張ってくださいね。十月八日、ひつ九のか三。

 

 

第三十四帖(一七一)

 

  神は言葉です、言葉とはまことです、息吹です、道です、まこととは、まつり合わした息吹です、言葉で天地濁ります、言葉で天地澄みます、戦なくなります、神国(かみくに)になります、言葉ほど結構な恐いものないのです。十月十日、あの一二のか三。

 

 

第三十五帖(一七二)

 

 日本の国はこの方の肉体です。国土拝(くにつちおろが)みなさいと言ってありましょう、日本は国が小さいから、一握りに握りつぶして喰うつもりで攻めて来ていますが、この小さい国が、喉(のど)につかえてどうにも苦しくて堪忍してくれというように、とことんの時になったら改心しなければならないことになるのです。

 

 外国人もみな神の子ですから、一人残らずに助けたいのがこの方の願いと言ってありましょう、今に日本の国の光出ますよ、その時になって改心出来ていない臣民は、苦しくて日本のお土の上にいられないようになってくるのです。自分から外国行きとなるのです。魂(たま)のままの国に住むようになるのです。

 

 南の島に埋めてある宝を御用に使う時近づきましたよ。お土の上がり下がりある時近づきましたよ。人の手柄で栄燿(えいよう)している臣民、もはや借銭なしの時となったのです、改心第一です。世界に変わったことは皆この方の仕組の節々ですから、身魂磨いたらわかるから、早く身魂磨いて下さいね。身魂磨くにはまつりしなければなりません、まつりはまつろうことですと言って説いてきかすと、神祀りはしないでいる臣民いますが、神祀り元です、神迎えねばなりませんよ、取り違いと天狗が一番恐いのです、千刃(せんじん)の谷へポンと落ちますよ。

 

 神の規則は恐いのです、隠し立ては出来ません、何もかも帳面に記してあるのです、借銭なしで裁きの時になっているのです、神の国に借銭ある臣民はどんな偉い人でも、それだけに苦しむのです、家は家の、国は国の借銭なしが始まっているのです、済ましたら気楽な世になるのです、世界の大晦日(おおみそか)です、晦日は闇と決まっているでしょう。借り返すとき辛いのですが、返したあとの晴れた気持ち良いでしょう、昔からの借銭ですから、素直に苦しみこらえて神の言うこと、させることに従って、日本は日本のやり方に返してくださいね、番頭殿、下(しも)にいる臣民殿、国々の守護神殿、外国の神々様、臣民殿、卍(仏)も十(キリスト)も九(何もかも?)もみな聞いてくださいね、その国その民のやり方伝えてありましょう、九十に気をつけて用意してくださいね。十月十日、ひつ九のか三。

 

 

第三十六帖(一七三)

 

 富士は晴れたり日本晴れ、てんし様が富士から世界中に稜威(みいづ)される時近づきましたよ。富士はヒの山、日の本の山で、汚してはならない御山ですから、人民登れないようになりますよ、神の臣民と獣と立て別けると言ってありましょう、世のさま見て早く改心して、身魂洗濯致して神の御用つとめてくださいね。大きな声せんでも静かに一言いえばわかる臣民、一言えば十知る臣民でないと、まことの御用はつとまりません、今にだんだんにせまって来ると、この方の神示あてにならん、騙されていたと言う人も出て来ますよ、よくこの神示読んで神の仕組、心に入れて、息吹として言葉として世界浄(きよ)めてくださいね。わからないと言うのは神示読んでいないしるしです、身魂芯から光り出したら、人も神も同じことになるのです、それがまことの臣民と言ってありましょう。

 

 山から野(ぬ)から川から海から何が起こっても神は知りませんよ、みな臣民の心からです、改心しなさい、掃除しなさい、洗濯しなさい、雲霧払ってくださいね、御光出ないようにしていてそれでよいのですか、気つけないと痛い目に遭いますよ、誰れ彼れの別ないと言ってありましょう。いずれは天のひつくの神様、御憑(おんか)かりになります、遅し早しはあります、この神様の御神示は烈しいのです、早く身魂磨かねば、御憑かり遅いのです、よくとことん掃除せねば御憑かり難しいのです、役員も気をつけてくださいね、御役ご苦労です、その代わり御役済んだら富士晴れますよ。十月十一日、一二か三。

 

<『地つ巻』了>

 

 

第十九帖(一五六)原文

 

 四七十(〇の中にゝの印)九二一十十三七三十(〇の中にゝの印)九二四八十八八二一十九三六五一 三一九九一二三三四五五六七七八九九〇一三十卍十九〇ゝ十三九十八二二八十(〇の中にゝの印)八十一十九三 九二四 一二(〇の中にゝの印) 二三