日月神示 日月の巻 第二十四帖(一九七)から第二十七帖(二〇〇)

第二十四帖(一九七)

 

 ココニイザナギノミコト、イザナミノミコトハ、ヌホコ、ヌホト、クミクミテ、クニウミセナトノリタマヒキ、イザナギノミコト、イザナミノミコト、イキアハシタマヒテ、アウ、あうトノラセタマヒテ、クニ、ウミタマヒキ(ここに伊邪那岐命、伊邪那美命は、沼矛、沼陰、組み組みて、国生みせなと詔りたまいき。伊邪那岐命、伊邪那美命、息合わしたまいて、アウ、あうと、詔らせ給いて、国、生み給いき)。

 

 九十(コト)の始め気つけてくださいね。夜明けたら生命(いのち)神に頂いたと言ってありましょう。(〇の中にゝの印)(ヒ)あるうちはことごとに(〇の中にゝの印)(ヒ)の御用しなさい。月あるうちはことごとに月の神の御用しなさい。それがまことの臣民です。生活心配しないように。こと分けて言えば今の人民すぐは出来ないでしょう。始めは六分国のため、四分自分のため、次は七分国のため、三分自分のため、次は八分国のため、二分自分のため、というようにしてくださいね。これはまだ自分あるのですよ。神人一つになるのです。十一月二十日、ひつ九神。

 

 

第二十五帖(一九八)

 

 はじめ(不明記号)(ヒツキ)ノクニウミタマヒキ、(〇の中にゝの印)ノクニウミタマヒキ、ツキノクニウミタマヒキ、ツギニクニウミタマヒキ(初め(不明記号)の国生み給いき、日の国生み給いき、月の国生み給いき、次に地生み給いき)。

 

 神に厄介(やっかい)かけないようにせねばなりませんよ。神が助けるからと言って臣民懐手(ふところで)していてはなりませんよ、力の限り尽くさなければなりません。(不明記号)と(〇の中にゝの印)とは違うのです。臣民一日に二度食べるのです、朝は(不明記号)(ヒ)の神様に供えてから頂きなさい、夜は月の神様に捧げてから頂きなさい、それがまことの益人(ますひと)です。十一月二十一日、一二(〇の中にゝの印)。

 

 

第二十六帖(一九九)

 

 (〇の中にム)、(〇の中にウ)、(〇の中にウ)、ウ、う、にアエオイウです。昔の世の元です。(〇の中にア)、(〇の中にヤ)、(〇の中にワ)、ヤ、ワあります、世の元です。サタナハマからです。一柱(ひとはしら)、二柱、三柱、五柱、七柱、八柱、九柱、十柱、と言ってありましょう。五十九の神、七十五柱、これでわかりましたか。(〇の中にム)はゝです。ゝには裏表上下あるのです。冬の先、春とばかりは限りませんと言ってあること忘れないように。用意しなさい、冬の桜咲きます。十一月二十二日、ひつ九神。

 

 

第二十七帖(二〇〇)

 

 神の国は生きているのですよ、国土拝(くにつちおろが)みなさい、神の肉体です。神の魂(たま)です。道は真っ直ぐとばかり思わないように、曲がって真っ直ぐですよ、人の道は無理に真っ直ぐにつけたがりますが、曲がっているのが神の道です。曲がって真っ直ぐいくのです。人の道も同じですよ。足もとから鳥立ちます。いよいよが近づきました。世の元と言うものは泥の海でした。その泥から神がいろいろのもの、一二三で、息吹て生みたのです。人の智ではわからないことです。眼は丸いから丸く見えるのです。この道理わかりましたか。一度はドロドロにこね廻さなければならないのです。

 

 臣民はどんなに言っても近欲(ちかよく)だから、先見えないから欲ばかり言っていますが、神は持ち切れないほどの物与えているではないですか。いくら貧乏だとて犬猫とはケタ違うのです。それで何不足言っているのですか。まだまだ天地へ取り上げます。日々(にちにち)取り上げていることわかりませんか。神が大難を小難にして、神々様御活動になっていること目に見せてもわかりませんか。天地でんぐり返りますよ。やがて富士晴れます。富士は晴れたり日本晴れ。元の神の世にかえりますよ。

 

 「日の巻」終わりて「月の巻」に移ります。いよいよ一二三が多くなるから、今までに出していた神示よく肚に入れておいてくださいね、知らせねばならず、知らしては仕組成就せず、臣民早く洗濯して鏡に映るようにしてくださいね。今の世地獄とわかっているでしょう。今のやり方悪いとわかっているでしょう。神まつりなさいと言うのです。外国には外国の神あると言ってありましょう。御戦(みいくさ)進めて外国に行った時は、まずその国の神まつらねばなりませんよ、まつるとはまつろうことと言ってありましょう。鉄砲や智では悪くするばかりです。神まずまつりなさいとくどう気つけてあるのは日本ばかりではないのです。この方の言うこと、小さく取りては見当取れないと言ってありましょう。三千世界のことです。世界のことです。日本ばかりが可愛いのではないのです、世界の臣民皆わが子です。分け隔てないのです。この神示読んで聞かしてくださいね。読めば読むほど明るくなります。富士晴れるのです。神の心晴れるのです。あら楽(たぬ)し世です。十一月二十三日、一二(〇の中にゝの印)。

 

<『日月の巻』「日の巻」了>