日月神示 地つ巻 第十九帖(一五六)から第二十五帖(一六二)

第十九帖(一五六)

 

 世成り、神国の太陽足り満ちて、皆みち足り、神国の月神、世をひらき足り、弥栄にひらき、月光、総てはみち、結び出づ、道は極みに極む、一二三(ひふみ)、三四五(みよいづ)、五六七(みろく)、弥栄々々ぞ、神、仏、耶ことごと和し、和して足り、太道ひらく永遠、富士は晴れたり、太神は光り出づ、神国のはじめ。九月二十四日、一二(〇の中にゝの印)ふみ。(原文は後に掲載)

 

 

第二十帖(一五七)

 

 世界に変わったこと出来たら、それは神々様の渡られる橋です。本清めねば末は清まりませんよ、根絶ちて葉は繁りませんよ、元の種が大切です、種は元から選(よ)り分けてあるのです、せんぶり苦いのです。九月の二十四日、ひつ九のか三。

 

 

第二十一帖(一五八)

 

 神界のことは現界ではなかなかにわかるものではないということわかったら、神界のことわかるのです。一に一足すと二となるというソロバンや物差しでは見当取れないのです。今までの戦でも、神が蔭から護っていることわかるでしょう、あんな者がこんな手柄立てたと言うことありましょう、臣民からは阿呆に見えても、素直な人には神が憑かりやすいのですから、早く素直に致してくださいね。海の津波気をつけてください、前に知らしてやりますよ。九月二十五日、ひつ九か三。

 

 

第二十二帖(一五九)

 

 我(われ)が助かろうと思ったら助からないのですよ、その心我れ善しです。身魂(みたま)磨けた人から救ってやるのです、神うつるのです、身魂曇った人にも〇はうつるのです、(〇の中にゝの印)のうつった人と〇の憑かりた人との大戦(おおいくさ)です、ゝと〇とが戦して、やがてはゝを中にして〇がおさまるのです。その時は〇は〇ではなく、ゝもゝでないのです、(〇の中にゝの印)となるのです、ゝと〇のまつりと言ってありましょう。

 

 どちらの国も潰れるところまでになるのです、人民同志はもう戦かなわんと言っても、この仕組成就するまでは、神が戦やめさせんから、神がやめるわけに行かんから、今やめたら、またまた悪くなるのですよ、〇の世となるのですよ、〇の世界となるのです。今の臣民九分通り〇になっていますよ、早く戦済ませてくれと言っていますが、今、夜明けたら、臣民九分通り無くなるのです。お洗濯第一です。九月の二十六日、ひつ九のか三。

 

 

第二十三帖(一六〇)

 

 この神示、心で読んでくださいね、声出して読んでくださいね、病も治ります、草木もこの神示読んであげれば花咲くのです。この道広めるには、教会のようなものつとめてくれるなよ、集団(まどい)を作らないように。心から心、声から声、身体から身体へと広めてくださいね、世界中の臣民みなこの方の民ですから、早く伝えてくださいね。神も人も一つです、考えていては何も出来ません、考えないで思う通りにやるのが神のやり方です、考えは人の迷いです、今の臣民、身魂曇っているから考えねばなりませんが、考えればいよいよと曇ったものになる道理わかりませんか。日暮れを気をつけなさい、日暮れ良くなりますよ、日暮れに始めたことは何でも成就するようになるのです、日暮れを日の暮れとばかり思っていると、臣民の狭い心で取っていると間違いますよ。神のくれのこと言うのですよ。九月の二十八日、ひつ九のか三。

 

 

第二十四帖(一六一)

 

 この方、明神(みょうじん)とも現れているのですよ、臣民守護のために現われているのです。衣(ころも)はくるむものです、くるむものとは、まつろうものです、神の衣は人です、汚(けが)れ破れた衣では神は嫌です。衣は何でもよいと言うようなものではありません、暑さ寒さ防げばよいと言うような簡単なものではないのです。今は神の衣なくなっています、九分九厘の臣民、神の衣になれないのです。悪神(あくがみ)の衣ばかりです、今に臣民の衣も九分九厘なくなるのです。神の国、霊の国と、この世とは合わせ鏡ですから、この世に映って来るのです、臣民身魂洗濯してくれとくどう言ってありましょう、この道理よくわかりましたか。十月とは十(カミ)の月です、|(陽)と-(陰)との組みた月です。九月の二十八日、ひつ九のか三。

 

 

第二十五帖(一六二)

 

 新しくその日その日の生まれ来るのです、三日は三日、十日は十日の神殿(どの)護るのです、時の神ほど結構な恐い神ないのです、この方とて時節にはかなわないことあるのです。今日なれば九月の二十八日ですが、旧の八月十一殿を拝みてくださいね、二十八殿もありますよ。何事も時待ってください、炒豆(いりまめ)にも花咲くのです、この世では時の神様、時節を忘れてはなりませんよ、時は神なりです。何事もその時節来たのです、時過ぎて種蒔(ま)いてもお役には立たないのです、草物言います。旧の八月の十一日、ひつ九か三。