日月神示 上つ巻 第三十四帖(三四)から第四十二帖(四二)

第三十四帖(三四)

 

 何事も天地に二度とないことで、やり損(そこな)いしてはなりません。ただよえる地(くに)の固めの終わりの仕上げですから、これが一番大切の役ですから、しくじられないから、神がくどう言っているのですよ、神々さま、臣民、皆聞いてくださいね。一二三(ひふみ)の御用出来たら三四五(みよいづ)の御用にかからなければならないから、早く一二三の御用してくださいね。何も心配ないから神の仕事をしてくださいね、神の仕事しておれば、どこにいても、いざという時には、神がつまみ上げて助けてあげますから、御用第一です。一日に十万の人死ぬ時来ました、世界中のことですから、気を大きく持っていてくださいね。七月の三日、ひつくのか三。

 

 

第三十五帖(三五)

 

 死んで生きる人と、生きながら死んだ人と出来ます。神のまにまに神の御用してくださいね、殺さなければならない臣民、どこまで逃げても殺さなければならないし、生かす臣民、どこにいても生かさなければなりません。まだまだ悪魔はえらい仕組しています、神の国千切りと言ってありますが、譬(たと)えではないのです、いよいよとなったら神が神力出して、上下引っくり返して神の世に致しますよ、永久(とわ)の神代(かみよ)に致します。細かく説いてやりたいのですが、細かく説かねばわからないようでは神国の民とは言えません。外国人には細かく説かねばわかりませんが、神の臣民には説かなくてもわかる御魂授けてあります、それで身魂磨いてくださいと言ってあるのです。それとも外国人並にして欲しいのですか、雲ったと言ってもあまりですよ。何も心配いらないから、お山開いてくださいね。江戸が火となりますよ、神急(せ)けます。七月の七日、ひつくのか三。

 

 

第三十六帖(三六)

 

 元の神代に返すというのは、喩えではないのです。穴の中に住まなければならないこと出来ます、生の物食べて暮らさなければならないし、臣民取り違いばかりしていますよ、何もかもいったんは天地へお引き上げです、我(われ)の欲ばかり言っていると大変が出来ますよ。七月の九日、ひつくのか三。

 

 

第三十七帖(三七)

 

 人の上の人、皆臭い飯食うこと出来るから、今から知らしておくから気をつけなさい。お宮も一時は無くなるようになるから、その時は、磨けた人が神のお宮です。早く身魂磨いておきなさい、お宮まで外国の悪に潰されるようになりますよ。早くせねば間に合いませんよ、ひつくのか三。

 

 

第三十八帖(三八)

 

 残る者の身も一度は死ぬことあります、死んでからまた生き返ります、三分の一の臣民になりますよ、これからがいよいよの時です。日本の臣民同士が食い合いします、かなわんと言って外国へ逃げて行く者も出来ます。神にシッカリと縋(すが)っていないと何もわからないことになるから、早く神に縋(すが)りなさい、神ほど結構なものはないのです。神にも善い神と悪い神あるのです。雨の日は雨、風の日は風ということわかりませんか、それが天地の心です、天地の心を早く悟って下さいね。嫌なら嫌で他に代わりの身魂があるから神は頼みませんよ、嫌ならやめてくださいね。無理に頼みませんよ。神のすること一つも間違いないのです、よく知らせを読んで下さいね。ひつきのか三。

 

 

第三十九帖(三九)

 

 地震、雷、火の雨降らして大洗濯しますよ。よほどシッカリしなければ生きては行けませんよ。カミカカリが沢山出来て、わけのわからないことになるから、早くこの道を開いてくださいね。神界ではもう戦の見通しついていますが、今はまだ臣民には言えません。改心すればわかって来ます、改心第一です、早く改心第一です。ひつくのか三。

 

 

第四十帖(四〇)

 

 北も南も東も西も皆敵です、敵の中にも味方あり、味方の中にも敵あるのです。黄金(きん)の国へ皆が攻めて来ます。神の力をいよいよ現わして、どこまで強いか、神の力を現して見せてやりますから、攻めて来て見よ、臣民の洗濯第一と言っていること忘れないように。一二のか三。

 

 

第四十一帖(四一)

 

 人の知らない、行かれない所で何しているのですか。神にはようわかっているから、いよいよという時が来たら助けようもないから、気をつけてあるのにまだ目さめませんか。闇の後が夜明けばかりとは限らないのです。闇が続くかも知れませんよ。何もかも捨てる臣民、幸いです。捨てるとつかめますよ。ひつきのか三。

 

 

第四十二帖(四二)

 

 初めの御用はこれで済んだから、早くお山開いてくださいね。お山開いたら、次の世の仕組書かせます、ひと月の間に書いてくれた神示は『上(うえ)つ巻』として後の世に残してくださいね、これからひと月の間に書かす神示は、次の世の神の世の仕組ですから、それは『下(しも)つ巻』として後の世に残させます、そのつもりで気をつけてください。御苦労ですが世界の臣民の為ですから、何事も神の言うこと、素直に聞いて下さいね。七月の九日、ひつくのか三、かく。

 

<『上つ巻』了>

 

 

第十六帖(十六)原文

 

 一二三一二三十八六一五十一二四三三八六一二五八二(〇の中にゝの印)二十十四二八八八九七一四四十九二四十二四六七八八十四三一五二八六三二五一二六二八八七十一九十三八八九三一二八三二一二三(〇の中にゝの印)二十(〇の中にゝの印)十二八九二八三三四一百千千百四十一二十三卍四八九一十四一九四(〇の中にゝの印)四 七三十三六二四一二(〇の中にゝの印)二三