日月神示 青葉の巻 第十七帖(四八六)から第二十三帖(四九二)

第十七帖(四八六)

 

 悪く言われるとメグリ取ってもらえますよ、悪く言うとメグリつくるのですよ。今度の立て替えは人間智恵の立て替えとは大分違う大層ですよ、見当とれませんよ、日の神ばかりでは世は持ちては行きません。月の神ばかりでもなりません、そこで月の神、日の神が御一体となりなされるのです、ひつきの神と現われなさるのです。「みろく様」が日月の大神様です、日月の大神様が「みろく」の大神様です、地の御先祖様、国の御先祖様と御一体となりなされて大日月の大神様も現れなさります、旧九月八日からは大日月の大神様と拝(おろが)みまつりなさいな。八月五日、一二(不明記号)。

 

 

第十八帖(四八七)

 

  改心とは阿呆になることですよ、世界中の阿呆中々です、中々に阿呆にはなれませんよ。世界中の人民に言って聞かして改心させるのではキリがないから大変を致さねばならないのですよ。難しいこと申していますが、平たく説かねばわかりませんよ、世界の説教をよく聞いてくださいね、天の教え、地の導き、よく耳澄まして聞き取りなさい、神の心段々わかって来ますよ。この者は見込みないとなったらもの言いませんよ、もの聞けないようになったら、神示嫌になったらその守護神可哀想になるのですよ、見込なくなれば神は何も申しませんよ、今のうちに神示肚に入れなさい。八月五日、ひつ九の神。

 

 

第十九帖(四八八)

 

  この度の岩戸開きに御用に立つ身魂ばかり選(え)り抜(ぬ)きて集めて行(ぎょう)させて御用に使うのですから、他(た)の教会とは天地の違いですよ、今度は人民の心の底まで改めて一々始末せねばなりません、誰によらない、今までのような贅沢(ぜいたく)やめて下さいね。せねばするよう、せなならんなり、世界のハラワタ腐りきっているのですから、いよいよを致さねばならないのです、いよいよをすれば人民いよいよとなりますから、神がくどう気つけているのですよ。

 

 ここへは善と悪とどんな身魂も引き寄せてコネ廻し、練り直す所ですから、ちっとも気緩(ゆる)しならない所ですよ。ここの仕組は天の仕組と地の仕組と、神となり仏となり、結び、神と和し、神と現(あ)れ動き、鳴り成りてマコトの世「ミロク」の世と致して、この世を神の国と致す仕組みです。

 

 今までは天の神ばかり尊んで上(うえ)ばかり見ていたから、今度は地は地の神の世と致すのですよ、天の神は地ではお手伝いですと言ってありましょう、下見て暮らしなさい、足元に気つけと言ってありましょうが、皆地の神尊び斉(いつ)き祀(まつ)りて弥栄ましませ。天の教えばかりではならず、地の教えばかりでもならず、今まではどちらかであったから、時が来なかったから、マコトがマコトとならず、いずれも片輪となっていたのですよ、片輪悪です、今度は上下(うえした)揃って、夫婦和して、天と地と御三体(ごさんたい)祀りてあなないて、末代の生きた教えと光り輝くのですよ。八月九日、ひつ九のか三。

 

 

第二十帖(四八九)

 

  己(おのれ)の心見よ、戦(いくさ)まだまだであろうが、違う心があるから違うものが生まれて違うことになる道理わからないのですかねえ。世界のいよいよのメグリが出て来るのはこれからなのですよ、九月八日の九の仕組近づきました。人民は早合点、我れ善しで神示読むから、皆心が出てしまって、マコト知らしたこと毒とならないよう気をつけてくださいね。薬飲んで毒死しないよう気をつけなさい。今は世間では何事もわからないから、疑うのも無理ないのですが、神の仕組は何事もキチリキチリと間違いないのですよ。宗教連合会も世界連合も破れてしまうと言ってありましょう、つくった神や、神の許しなきものは皆メチャメチャです、三千世界に手握る時と知らずに、他の世界、元の世界を知らないからそうなるのですよ、火火の世界、火火の人、水水の世界、水水の人と交通出来るのですよ、人と言っても人間ではないのですよ、人神(ひとかみ)ですよ、手握って三千世界天晴(あっぱ)れです、この道、神の道です、光の道です、教えです、悪と悪と、善と善と、悪と善と、善と悪と、握る手持ちていなさいな、心持ちていなさいな、びっくり嬉し箱あきますよ。八月十日、ひつ九神。

 

 

第二十一帖(四九〇)

 

  神が引き寄せるからと言って懐手(ふところで)していては道は広まりませんよ、弥栄とは次々に限りなく喜びを増やして養って行くことですよ、喜びとはお互いに仲よくすることです、喜びは生きものです、形あるものです、色あるものです、声あるものです、わかりましたか。教会つくると言っても今までのような教会ではいけませんよ、今までの教会も元はよいのですよ、いずれも取次役員がワヤに致したのです、神の心から離れて人間心となったからです、神の動きは、アヤワヤワと言ってありましょう、それをヤワヤワとなし、ワヤワと致し、ヤワとなし、ワヤにしてわからないことに致したのです、タマなくなってその上に、上下、下引っくり返っていると言ってありましょう、わかりましたか。八月十一日、ひつ九の神。

 

 

第二十二帖(四九一)

 

 己の知ではわかりません、大神様とはアベコベのこと考えていては逆さまばかりです、神示よく読んでマコトの仕組仕え奉(まつ)りなさい。壁に耳あり、天井に目あり、道は一筋と言ってありましょう、人民というものはアレコレとたくさん目に見せては迷うものですから、一つずつ目にもの見せて目標(めあて)作って、それで引っ張ってやりて下さいね、一度にたくさん見せたり教えたりしては迷い生むばかりですよ、役員殿気つけてくださいね。

 

 この道開けてくると敵(かたき)がだんだん多くなって来ますよ、敵結構ですよ、敵尊びなさいな、敵に親切しなさい、いずれも神の働きです、敵も御(おん)役、悪も御役です、敵増えて来ると力出て来ますよ、神の仕組一切。八月十一日、ひつ九神。

 

 

第二十三帖(四九二)

 

  かねて見せてある弥栄祈願(やさかきがん)しなさい、やさかきがん、やさかきがん、やさかきがん、やさ火(か)き火(か)ん、やさ水(か)き水(か)ん、火と水の御恩、弥栄きがん、弥栄のまつりです、弥栄まつりの秘訣火水(ひけつひみつ)は知らせてありましょう。神示よく読みなさい。これからの神示は「ひふみ」と言いなさい。弥栄、弥栄。二六五曰曰一二五七三二八一六七一二三〇〇〇曰一三三 三一六六六 七二六八五二一 七六六六三三〇〇〇八〇二八八一三三 五二曰八二六一二三八八 五五十曰曰百千一二 一二三四五六七八九十卍。青葉の巻、これまで。八月の十二日、ひつ九の神しるす。

 

 <『青葉の巻』了>