水の巻
第十巻 水の巻(全十七帖) 自 昭和二十年旧三月十日 至 昭和二十年六月二十三日 第一帖(二七五) 三(〇の中にゝの印)(ミズ)の巻、書き知らせます。見渡す限り雲もなく、富士は晴れたり日本晴れ、海は晴れたり日本晴れ、港々に日の丸の、旗翻(はたひる…
第六帖(二八〇) キが元だと言ってありましょう。神国(かみくに)負けると言う心、言葉は悪魔ですよ、(本土上陸というキは悪魔です。)キ、大きく持って下さいね。島国日本にとらわれないように。小さいこと思っていると見当取れないことになりますよ。一…
第十三帖(二八七) 火と水と言ってありましょう。火続きますよ。雨続きますよ。火の災(わざわ)いありますよ。水の災いありますよ。火のおかげありますよ、水の災い気をつけなさい。火と水、入り乱れての災いありますよ、近くなりましたよ。火と水の御恵(…