日月神示 黄金の巻 第四十六帖(五五七)から第五十三帖(五六四)

第四十六帖(五五七)

 

 今度の仕組、まだまだナルのです。なってなってなりの果てに初めて成るのです。生むのです。まず金が無ければと言っていますが、その心まことないのです。キが元とあれほど言っても未(ま)だわからないのですか。役員どうどうめぐり。(十一月裏四日)一二十

 

 

第四十七帖(五五八)

 

 ナルとは成る言(こと)です。成るは表、主(しゆ)です。ウムとは(不明記号)のこと。生むは裏、従(二ゆ)です。ナルは内、ウムはソト。ナルには内の陰陽合わせ、ウムにはソトの陰陽合わせなさい。成ると生むは同じですよ。違うのですよ。成ることを生むと言うことありますよ。生むこと成ると見ることありますよ。ナルとは(不明記号)(ナル)こと、自分が大きく成ることです。自分の中に自分つくり、内に生きることです。ウムとは自分の中に自分つくり外におくことです。このことわかれば石屋の仕組わかります。(十一月裏四日)一二十

 

 

第四十八帖(五五九)

 

 神の御用と言ってまだまだ自分の目的立てる用意していますね。自分に自分がだまされないようにしてくださいね。自分の中に善の仮面を被(かぶ)った悪が住んでいるのに気付かないのですか。祓い清めの神がスサナルの神様なり。サニワの神はウシトラのコンジン様なり。それぞれにお願いしてから、それぞれのこと行じなさい。

 

 この道に入って始めの間は、かえって損したり馬鹿みたりしますよ。それはめぐり取って戴いているのです。それが済めば苦しくても何処(どこ)かに光見出しますよ。おかげのはじめ。次に自信ついて来ますよ。胴がすわって来ますよ。心が勇んで来たら、おかげ大きく光り出したのです。悪の霊はみぞおちに止まりがちです。霊の形は肉体の形、肉体は霊の形に従うもの。このことわかれば、この世のこと、この世とあの世の関係がはっきりしますよ。足には足袋、手には手袋。(十一月裏四日)ウシトラ

 

 

第四十九帖(五六〇)

 

 上の、一番の番頭、大将が悪いのではありません。一の番頭がよくないのです。親に背(そむ)くはよくないが、真理に背くは尚(なお)悪い。眷属(けんぞく)さんにも御礼申しなさい。大神様だけでは仁義になりませんよ。月日様では世は正されません。日月様ですよ。日月様が、ヒツキ様となりなされて今度のイワトびらき、あけますよ。ふで当分二を通じて出しなさい。あたえなさい。(不明記号)と二と千とセとワとホとは、まず奥山。十二月七日 一二十

 

 

第五十帖(五六一)

 

 口で言うことよくききなさい。肉体で言うこと、神の申すこと、よく聞き分け下さいね。霊媒通じてこの世に呼びかける霊の九分九分九厘は邪霊なのです。はげしくなりますよ。世界一平まだまだ出来そうで出来ない相談。奥の奥、見通して下さい。動きは必要ですが、皮むきますよ。次も駄目、次も駄目、その次の次がまことの一家です。寒い所暖かく、暑い所涼しくなりますよ。仏には仏の世界はあれど、三千年でチョンぞと言ってありましょう。神示しめすに、順乱して来ますよ。欲出して下さるな。順乱れるところに神のはたらきないのです。人民自由にしなさいと言って、悪自由してはなりません。(十二月七日)一二十

 

 

第五十一帖(五六二)

 

 喜びなさい。よろこびは弥栄の種蒔きます。祈りは実行です。言わねばならないし、言えば肉体が申すように思っておかげ落とすし、わからないこと申すように、自分のものさしで測るし、学の鼻高さんには神も閉口。(十二月七日)一二十

 

 

第五十二帖(五六三)

 

 何も知らないものが出て来て邪魔しますよ。余程(よほど)しっかり致してくださいね。邪魔も御役ながら、時と所によりけり。神徳積んだら人の前に自分隠せるようになりますよ。頭に立つ者力隠しなさい。昨日より今日、今日より明日と、一歩一歩弥栄えなさい。一足飛び、見ていても危(あやう)い。早くわかれば後戻りさせねばならず、わからないで後押しせねばならず、少しの時の早い遅いはあるなれど、いずれは神示通りに出て来ますよ。想念は形式をもって始めて力出ますよ。(十二月七日)一二十

 

 

第五十三帖(五六四)

 

 物も神として仕えば神となります。相談と言えば人民ばかりで相談していますが、神との相談結構ですね。神との相談は神示(ふで)よむことです。行き詰まったら神示(ふで)に相談しなさい。神示(ふで)が教えて、導いてくれます。罪を憎んでその人を憎まずとは悪のやり方、神のやり方はその罪をも憎まず。生活が豊かになって来るのが正しい道です。行き詰まったら間違った道歩いているのです。我では行きません。学や金ではゆきません。マコトの智一つと言ってありましょう。(十二月七日)一二十