日月神示 海の巻 第十三帖(五〇五)から第十九帖(五一一)

第十三帖(五〇五)

 

 表に出ているかみがみ様に和合してもろうて世の立て替えにかかりて下さいね、苦労なしには何事も成就しませんよ、苦を楽しみなさい。この世を乱したのは神界から、この世乱した者が、この世を直さねばならないのですよ、この道理わかるでしょう、立て直しの御用に使う身魂は、この世を乱した(不明記号)様です。秘密は秘密ではありません、火水(ひみつ)です、明らかな光ですよ、火水のマコトを悪(不明記号)にたぶらかされてわからなくなったから、秘密となったのですよ、秘密は必ず現われて来ます。あと七つの集団(まどい)が出来ます、一つには(左回りの渦)のしるしつけなさい、この世一切のことを建て替えるのです、(不明記号)の道も変えますよ、心の置き所も変えますよ。八月二十三日、一二(不明記号)。

 

 

第十四帖(五〇六)

 

 何もわからない枝葉の(不明記号)に使われていると気の毒出来ますよ、早くその(不明記号)と共にここへ参りて、マコトの言(コト)を聞いて、マコトに早く立ち返りて下さいね、〇九十(マコト)とは〇一二三四五六七八九十です、一二三四五六七八隠れているのですよ。

 

 縁あればこそ、そなた達を引き寄せたのです、このたびの二度とない大手柄の差し添えとなって下さいな、なれる因縁の尊い因縁を壊さないように。見て見なさい、真っ只中(ただなか)となりたら学でも智でも金(かね)でもどうにも見当取れないことになるのです、今は(不明記号)を死なして人民が上になっていますが、そうなってから(不明記号)に助けてくれと言っても、時が過ぎているから、時の(不明記号)様がお許しなさりませんよ、マコトになっていれば何事もすらりすらり。八月二十三日、一二(不明記号)。

 

 

第十五帖(五〇七)

 

 学や智や金がチラチラ出るようでは、マコトが磨けていないのですよ、今の法律でも、教育でも、兵隊でも、宗教でも、この世は立て直りませんよ、新しき光が生まれて世を救うのです、新しき光とはこの神示です、この神です。七つの花が八つに咲きますよ、この神示八通りに読めるのですよ、七通りまでは今の人民さんでも何とか分かりますが、八通り目はなかなかです。一厘が隠してあるのです、隠したものは現れるのです、現れているのですよ。何でもないことがなかなかのことですね、わかりましたか。八月二十三日、一二(不明記号)。

 

 

第十六帖(五〇八)

 

  今離れた人民、ここが良くなったと言って帰ることは恥ずかしいことになって、帰っても変なことになりますよ、今のうちに早く立ち返って御用結構です。世界に、人民にわからない珍しきことを出しますよ、皆この神の仕組ですから、変わったこと、わからないことがいよいよとなったら、神代(かみよ)近づいたのですよ。役員には神示の肚(はら)に入った者がなるのですよ、役員の身魂はたくさんありますが、神示読まねば役員にはなれないのですよ、なればスコタンばかり、長らく世に落ちていた神人(かみひと)、神々様を世にお上げせねば世は良くならないのですよ、軽く見るから神示わからないのですよ、人も軽く見てはなりませんよ。八月二十三日。一二(不明記号)。

 

 

第十七帖(五〇九)

 

  天地(てんち)引っくり返るということは、身魂が引っくり返るということですよ。神示読んで聞かせなさい、目も鼻も開けておられないことが、立て替えの真っ最中になると出て来ますよ、信仰の人と、無信仰の人と、いよいよ立て分けの時ですよ、マコト一つで生き神に仕え奉(まつ)りなさい。八月二十三日、ひつ九神。

 

 

第十八帖(五一〇)

 

  人民の我(が)では通らない時となったくらいわかっておりましょう、早く我(が)捨ててこの方(ほう)について参りなさい、素直に致せば楽に行けるのですよ、大峠越せるのですよ、時節の仕組、なかなか人民にはわからないでしょうが、悪抱(いだ)き

 参らすためには、我が子にまで天の咎(とが)を負わせ、善の地の先祖まで押し込めなければ一応抱くこと出来ないのですよ、ここの秘密知るものは、天の御先祖様と地の御先祖様よりほかには無いのですよ。

 

 我(われ)が我(われ)がと早く出世したいようでは、心変えないと人民は御用難しいのですよ。神には分け隔(へだ)てなし、隔ては人民の心にあるのです。この道は因縁なくしてはわからない難しい道ですが、この道貫かねば、世界は一平(いつたいら)にならないのですよ、縁ある人は勇んで行けるのですよ、神が守るからお陰万倍ですよ、神の帖面間違いないのですよ、思うようにならないのは、ならない時は、我(われ)の心に聞いて見るのがよい、神の仕組は変わらねど、この世では、人民の心次第で良くも悪くも出て来るのですよ、仕組は変わらねど出て来るのが変わるのですよ、悪く変わると気の毒だから、くどく申しているのですよ。八月二十三日、一二(不明記号)。

 

 

第十九帖(五一一)

 

  ミミに一二三(ひふみ)聞かせますよ、いよいよミミに聞かす時ですよ。それぞれ人に応じて時によって、口から耳に、肚(はら)から肚に知らせてくださいね、あなさやけ、あなすがすがし、岩戸開けたり、二十三巻でこの方の神示(ふで)の折々(おりおり)の終わりですよ、後(あと)の七つの巻(まき)は宝としてあるのですよ、今にわかって来ますよ、合わせて三十の巻、それが一つの節ですよ、天明御身(おみ)に聞かせますよ、よきにはからえ、この行なかなかですよ。八月二十三日、ひつ九の神の神示、これまで。

 

 <『海の巻』了>