日月神示 下つ巻 第三十六帖(七八)から第三十八帖(八〇)

第三十六帖(七八)

 

 神をそちのけにしたら、何も出来上がらないようになったのです。九分(くぶ)通り出来てグレンと引っ繰り返っておりましょう、それも気づきませんか。一にも神、二にも神、三にも神です、一にもてんし様、二にもてんし様、三にもてんし様です。この道つらいようなれど貫きてくださいね、だんだんと良くなって、こんな結構なお道かと言うようにしてあるのですから、何もかもお国にささげて自分の仕事を五倍も十倍も精出してくださいね。戦ぐらい何でもなく終わります。今のやり方ではとことんに落ちてしまいますよ、(〇の中にゝの印)くどう気つけておきなさい。国々の神さま、臣民さま、改心第一です。八月三日、ひつ九のか三。

 

 

第三十七帖(七九)

 

 世が変わったら天地光り人も光り草も光り、石も物ごころに歌います、雨も欲しい時に降り、風も欲しい時に吹くと、雨の神、風の神様言っておられます。今の世では雨風を臣民がワヤにしているのです、降っても降れず、吹いても吹かないようになっているのがわかりませんか。盲、聾の世の中です。神のいる場所塞(ふさ)いでおってお蔭ないと不足言いますが、わからないと言ってもあまりですよ。

 

 神ばかりでもならず、臣民ばかりではなおならず、臣民は神の容(い)れものと言ってありましょう、天(あめ)のひつくの民というのは、世界治める御魂(みたま)の容れもののことです、民草とは一人を護る容れものです、ひつく臣民は神がとことん試すのですから、可哀そうなれど我慢してくださいね、その代わり御用つとめてくれたら、末代名を残して、神から御礼言いますよ。何事も神は帳面につけとめているのですから間違いないのです、この世ばかりではありません、生まれ代わり死に代わり鍛えているのです、ひつくの臣民落ちぶれていると言ってありましょう、今に上、下になります、逆立ちがおん返りて、元の善き楽の姿になるのが近づきました、逆立ち苦しいでしょう、改心した者から楽にしてやりますよ、御用に使いますよ。八月三日、ひつ九のか三。

 

 

第三十八帖(八〇)

 

 富士は晴れたり日本晴れ、これで下つ巻の終わりですから、これまでに示したこと、よく肚(はら)に入れてくださいね。神が真中で取次役員いくらでもいますよ、役員はみな神柱です。国々、ところどころから訪ねて来ます、その神柱には御告(みつ)げの道知らしてやってくださいね、日本の臣民みな取り次ぎです、役員です。この方は世界中丸めて大神様にお目にかける御役、神の臣民は世界一つに丸めて、てんし様に献(ささ)げる御役です。この方とこの方の神々と、神の臣民一つとなって世界丸める御役です。

 

 神祀ってくれたらいよいよ仕組知らせる神示書かせますよ、これからが正念場だから、ふんどし締めてかかってくださいね。秋立ちたら神烈(はげ)しくなりますよ、富士は晴れたり日本晴れ、てんし様の三四五(みよいづ)となりますよ。八月の三日、ひつくのか三。

 

<『下つ巻』了>

 

 

第二十二帖 後半部原文

 

 二三 三 二二ゝ〇(〇の中にゝの印)

 二五五五二一二二六一

 一二三二八一四五

 三二三四四五二

 二二九三二五四

 五三五  一二(〇の中にゝの印)

 七かつの二十八二ち