第三帖(三)
善事(よごと)は神、何も上下(うえした)、下ひっくり返っているから、わからないから、神の心になれば何事もわかるから、鏡を掃除してくださいね。今にこのおつげが一二三(ヒフミ)ばかりになるから、それまでに身魂をみがいておかないと、身魂の曇った人には何とも読めないから、早く神こころに替えておってください、何も一度に出て来ます。海が陸(おか)になり、陸が海になります。六月の十一日の朝のお告げ、みよみよみよ。ひつくの十。
第四帖(四)
急ぎますが、臣民なかなかに言うこと聞かないから、言うこと聞かねば、聞くようにして聞かせます。神には何もかも出来ていますが、臣民まだ目覚めないのですか、金のいらない楽の世になりますよ。早く神祀ってくださいね、神祀らねば何も出来ません。表の裏は裏、裏の裏がある世です。神をダシにして、今の上の人がいるから、神の力が出ないのです。お上に大神を祀って、政事(まつりごと)をせねば治まりません。この神を祀るのは、見晴らし台です、富士見晴らし台です、早く祀って御告げを世に広めてくださいね。早く知らさねば日本がつぶれるようなことになるから、早く祀って神の言うようにしてくださいね。神急(せ)けますよ。
上ばかりよくてもならぬ、下ばかりよくてもならぬ、上下揃(そろ)うた善き世が神の世です。ドイツもイタリ-もあてになりません、世界中一つになって神の国に寄せて来ます。それなのに今のやり方でよいと思っているのですか、わからねば神に尋ねて政事せねばならないということまだわかりませんか。神と人とがまつり合わしてこの世のことがさしてあるのです。人が聞かねば神ばかりで始めますよ。神ばかりで洗濯するのは早いのですが、それでは臣民が可哀そうだから、臣民みんなやり直さねばならないから、気をつけているのに何しているのですか、いつどんなことあっても知りませんよ、神祀り第一、神祀り結構。扶桑(ふそう)の木ノ花咲耶姫(このはなさくやひめ)の神様を祀ってくださいね。コノハナサクヤ姫様も祀ってくださいね。六月の十三の日しるす、ひつきのか三。
第五帖(五)
富士とは神の山のことです。神の山はみな富士と言うのです。みはらし台とは、身を張らすことです、身を張らすとは、身の中を神にて張ることです。臣民の身の中に一杯に神の力を張らすことです。大庭(おにわ)の富士を探して見なさい、神の米が出て来ますから、それを大切にしなさい。富士を開くとは心に神を満たすことです。ヒムカとは神を迎えることです、ヒムカはその使いです。ヒムカは神の使いですから、この道を早く開いてくださいね、早く伝えてくださいね、ヒムカのお役は人の病を治して神の方へ向けさせるお役です、この道をよく心得て間違いないように伝えてくださいね。六月の十四日、(〇の中にゝの印)つくのか三。
第六帖(六)
外国の飛行機が来ると騒いでいますが、まだまだ花道です。九十となったらボツボツはっきりしますよ。臣民は目の先ばかりより見えないから、可哀そうだから、気をつけているのに何しているのですか。大切な九十(こと)忘れているのに気がつきませんか。この知らせをよく読んでくださいね。十月まで待ちなさい。それまでは、このままでおりなさい。六月の十七日、ひつくのか三。
第七帖(七)
いくら金積んで神の御用さしてくれと言っても、因縁のある臣民でないと御用出来ません。御用する人は、どんなに苦しくても心は勇みます。この神は小さい病治しや、按摩(あんま)の真似(まね)させませんよ、大き病を治すのです。神が開くから、人の考えで人を引っ張らないように。六月の十七日、一二のか三。
第八帖(八)
秋が立ちたらこの道開く方出て来るから、それまでは神の仕組みを書かしておくから、よく読んで肚(はら)の中によく入れておいてくださいね。その時になって慌(あわ)てて、何も知らないというようではなりませんよ、それまでに何もかにも知らしておくから、縁ある方からこの知らせをよく読んで、肚の中に入れておいてくださいね。六月の十七日、ひつくのか三。
第九帖(九)
この世のやり方わからなくなったら、この神示(しるし)を読ましてくれと言って、この知らせを取り合うから、その時になって慌てないようにしてくださいね。日本の国は一度はつぶれたようになるのです。一度は神も仏もないものと皆が思う世が来るのです。その時にお蔭を落とさないよう、しっかりと神の言うこと肚に入れておいてくださいね。六月の十七日、ひつくのか三。
第十帖(十)
神に目を向ければ神がうつり、神に耳向ければ神が聞こえ、神に心向ければ心にうつる。掃除の程度によって神のうつり方が違います。掃除出来た方から神の姿うつります、それだけにうつりますよ。六月十九日、一二のか三。