日月神示 梅の巻 第二十二帖(四四九)から第二十八帖(四五五)

第二十二帖(四四九)

 

 まだまだどえらいこと出て来て日本の国はいよいよ潰れたというところへなって来ますから、皆がマコトの神魂になって来ないとマコトの神は出ないのですよ、マコトあるところへマコトの神働くと言ってありましょう、マコトないところへ働く神は悪神ですよ、よう気つけてくださいね。いくら時節来たとて人民にマコトないと気の毒ばかりです、気の毒この方嫌いです。道は神にも曲げられません、龍神は悪神だという時来ます、心しなさい。マコトない者は今にこの方拝むことも出来ないことになりますよ、この方に近よれないのは悪の守護神殿。いよいよ天の御先祖様と地の御先祖様と御一体になりなされて、王の王の神で末代治める基(もとい)つくります、少しでも混じり気あってはならないのです、早く洗濯掃除結構です。御用いくらでもありますよ、お蔭取り得(どく)です。出来るだけ大き器(うつわ)持ってくださいね、皆々欲がチビイのです、欲が小さいなあ。はなすことは放すことです、放すとつかめます。十二月十四日、一二(不明記号)。

 

 

第二十三帖(四五〇)

 

  これから三年の苦労です、一年と半年と半年と一年です。手合わして拝むだけでは何にもならないのです、拝むとは御用することです、形式(かたち)だけ出来ても何にもなりませんよ、拝まないのはなおよくありませんよ、神に遠ざかることですよ。この道、ちっとも心許せないキツイやさしい道です、泰平(たいへい)の嬉し嬉しの道ですが、いつも剣(つるぎ)の上に下にいる心構え結構ですよ。

 

 一の国は一の国の教(おしえ)、二の国は二の国の教、三の国は三の国、四の国は四の国と、それぞれの教えありますよ。道は一つです、取り違いしないようにしなさい。住む家も、食う物も違うのですよ、混ぜこぜなりません、皆々不足なく、それぞれに嬉し嬉しですよ、不足ない光の世来ますよ、早く身魂相当の御用、結構結構です。世いよいよ開け行くと人民言っていますが、いよいよ詰まって来ますよ、遅し早しはありますが、いずれは出て来るから、神示肚に早く入れておいてくださいね、神示まだまだわかっていませんよ。十二月十四日、ひつ九のか三。

 

 

第二十四帖(四五一)

 

  待てるだけ待っていますが、世潰すわけには行きません、人民も磨けば神に御意見されるほどに身魂によってはなれるのですよ、地(くに)の日月の神と栄えるのですよ、何より身魂磨き結構。人気(にんき)悪いところほどメグリあるのですよ、日本のやり方違っていたということ、五度(ごたび)違ったということわかって来ないと、日本の光出ませんよ。表面(うわべ)飾るな。コメも噛めば噛むほど味出て来るのが磨けた身魂。中味よくなって来ると表面飾らなくても光出て来ますよ。

 

 これまでの日本のやり方悪いから、神が時々神憑かりて知らしてやったのですが、気つけてやったが気のつく臣民ほとんどないから、今度五度の岩戸一度に開いてびっくり箱開いて、天晴(あっぱ)れ神々様に御(おん)目にかけますよ、御喜び頂くのです。神示通り出て来ても、まだわかりませんか。神示は神の息吹きです、心です。口上手、身振り上手でマコトない者この方嫌いですよ。とどめ神なり。先見えますよ。先見えないのは途中からの神です。十二月十四日、ひつ九のか三しるす。

 

 

第二十五帖(四五二)

 

  神のそばに引き寄せても、実地に見せても、我(が)が強いから中々に改心しない臣民ばかり、少しは神の心察しなさい。気の毒出来るから、少しは神の身にもなってみるものですよ、このままでは気の毒なことになるから、早う守護神、節分までに早う祀りてくださいね、何事もキリキリキリということありますよ。世治めるは木花咲耶姫(このはなさくやひめ)様です。十二月十四日、一二(不明記号)。

 

 

第二十六帖(四五三)

 

 金(きん)では治まりません、悪神の悪では治まりません、ここまで言ってもまだわかりませんか、金では治まりません、悪の総大将もそのこと知っていて、金で世潰す計画です、わかっている守護神殿早う改心結構です、元の大神様に御無礼しているから病神(やまいがみ)に魅入(みい)られるのですよ、洗濯すれば治ります、病神は恐くて入って来られないのですよ、家も国も同様です。神示いくらでも説けるがマコト一つで説いて行(おこな)って下さいね、口で説くばかりではどうにもなりません、魂(たま)なくなってはなりません。十二月十四日、ひつ九のか三。

 

 

第二十七帖(四五四)

 

  苦しむと曲がります、楽しむと伸びます、この方(ほう)苦しむこと嫌いです、苦を楽しみて下さいね。この方に敵とう御力(おんちから)の(不明記号)いくらでも早く出てください、敵とう(不明記号)、この方の御用に使いますよ、天晴(あっぱ)れ御礼言います。世界のどんなに偉い人でも、この方に頭下げて来ねば今度の岩戸開けませんよ、早う神示読んで神の心汲み取って、ミロクの世に礎(いしずえ)早う固めてくださいね。算盤(そろばん)のケタ違う算盤でいくらはじいても出来はしません、素直に致してついて来なさい、見事光の岸に連れて参って喜ぶようにしてあげます。十二月十四日、ひつ九のか三。

 

 

第二十八帖(四五五)

 

  十二の逃れ、六の流れとなり、三つの流れとなり、二となり、一と成り鳴りて、一つとなり、一つの王で治めるのですよ、弥栄の仕組、富士と鳴門の仕組、いよいよとなりました。あな嬉し、あなすがすがし、富士は晴れたり日本晴れ。この巻「梅の巻」としなさい、後の世の宝と栄えますよ。十二月十四日、一二(不明記号)。

 

 <『梅の巻』了>