日月神示 天つ巻 第一帖(一〇八)から第四帖(一一一)

第四巻

 

天つ巻(全三十帖)

 

自 昭和十九年八月三十一日

至 昭和十九年九月十四日

 

 

第一帖(一〇八)

 

 富士は晴れたり日本晴れ、富士に御社(みやしろ)してこの世治めますよ。五大州ひっくり返りているのが神には何より気に入りません。一の大神様祀りなさい、二の大神様祀りなさい、三の大神様祀りなさい、天の御三体(ごさんたい)の大神様、地(ち)の御三体の大神様祀りなさい、天から神々様御降(おんくだ)りなされます、地から御神々様お昇りなされます、天の御神、地(つち)の御神、手を取って、嬉し嬉しの御歌(おんうた)、うたわれます。神の国は神の国、神の肉体です、汚してはならないところですよ。八月の三十一日、一二のか三。

 

 

第二帖(一〇九)

 

 これまでの改造は膏薬(こうやく)貼りですから、すぐ元にかえるのです。今度は今までにない、文(ふみ)にも口にも伝えてない改造ですから、臣民界のみでなく、神界も引っくるめて改造するのですから、この方(ほう)らでないと、そこらにいる守護神様にはわからないのです、九分九厘までは出来ますが、ここというところで、オジャンになるでしょう。

 

 富や金(きん)を返したばかりでは、今度は役に立ちません、戦(いくさ)ばかりでないのです、天災ばかりでないのです、上(うえ)も潰れます、下(しも)も潰れます、潰す役は誰でも出来ますが、つくりかためのいよいよのことは、神々様にもわかってはいないのです。

 

 星の国、星の臣民、今はえらい気張りようで、世界構うように言っていますが、星ではダメです、神の御力でないと何も出来はしませんよ、八月三十一日、一二(〇の中にゝの印)。

 

 

第三帖(一一〇)

 

 一日の日の間にも天地ひっくり返ると言ってありましょう、ビックリ箱が近づきましたよ、九、十に気を付けなさいと、くどう言ってありましょう、神の言うこと一分一厘違いませんよ、違うことならこんなにくどうは言いません、同じことばかり繰り返すと臣民言っていますが、この方の言うことみな違っていることばかりです、同じこと言っていると思うのは、身魂曇っている証拠です。改心第一です。八月三十一日、一二(〇の中にゝの印)。

 

 

第四帖(一一一)

 

 この方は元の肉体のままに生き通しですから、天明にも見せなかったのです、あちこちに人身(じんしん)の肉体かりて予言する神が沢山出てきますが、九分九厘はわかっておれども、とどめの最後はわからないから、この方に従って御用しなさいと言っているのです。砂糖にたかる蟻とならないように。

 

 百人千人の改心なれば、どんなにでも出来ますが、今度は世界中、神々様も畜生も悪魔も餓鬼も外道も三千世界の大洗濯ですから、そんなチョロコイことではないのです。ぶち壊し出来ても立て直しわからないでしょう。火と水で岩戸開きます、智恵や学でやると、グレンとひっくり返ると言っておきましたが、そう言えば智恵や学は要らないと臣民早合点しますが、智恵や学も要るのです。悪も御役です、この道理よく肚(はら)に入れて下さいね。

 

 天の神様、地に御降(おんお)りなされて、今度の大層な岩戸開きの指図なされるのです、国々の神々様、産土(うぶすな)様、力ある神々様にも御苦労になっているのです。天照皇太神宮(てんしょうこうたいじんぐう)様はじめ神々様、篤(あつ)く祀ってくださいねと言ってきかしてありましょう、神も仏(ほとけ)もキリストも元は一つです。八月三十一日、ひつ九の神。