日月神示 天つ巻 第十三帖(一二〇)から第一九帖(一二六)

第十三帖(一二〇)

 

 空に変わったこと現れたならば、地に変わったことがあると心得なさい、いよいよとなって来ているのです。神は元の大神様に延ばせるだけ延ばして頂き、一人でも臣民助けたいのでお願いしているのですが、もうおことわり言う術(すべ)なくなりました。

 

 玉串神に供えるのは衣(ころも)供えることです、衣とは神の衣のことです、神の衣とは人の肉体のことです。臣民を捧げることです、自分を捧げることです、この道理わかりましたか。人に仕える時も同じことです、人を神として仕えねばならないのです、神として仕えると神となるのです、ですからもてなしの物出す時は、祓い清めて神に供えると同様にしてくださいね。

 

 食べ物今の半分で足りると言ってありましょうが、神に捧げたものか、祓い清めて神に捧げると同様にすれば半分で足りるのです、天の異変気をつけなさい。(〇の中にゝの印)気をつけておきます。神世近づきました。九月六日、一二のか三。

 

 

第十四帖(一二一)

 

 海一つ越えて寒い国に、まことの宝隠してあるのです、これからいよいよとなったら、神が許してまことの臣民に手柄させるのです、外国人がいくら逆立ちしても、神が隠してあるのですから手は着けられないのです、世の元からのことですが、いよいよが近くなったから、この方の力で出して見せます、ひつくのか三。ビックリ箱が開けて来ますよ。八月七日。

 

 

第十五帖(一二二)

 

 神の国には神の国のやり方あります、支那には支那、オロシヤにはオロシヤ、それぞれにやり方違うのです、教えもそれぞれに違っているのです、元は一つですが、神の教えが一等よいと言っても、そのままでは外国には通りませんよ、このことよく心にたたんでおいて、上に立つ役員どの気をつけてくださいね、猫に小判何にもなりませんよ、神の一度言った言葉、一分(いちぶ)も違いませんよ。八月七日、一二(〇の中にゝの印)。

 

 

第十六帖(一二三)

 

 今度の戦(いくさ)済んだらてんし様が世界中治(しろ)しめして、外国には王はなくなるのです。いったん戦(たたか)い収まっても、あとのゴタゴタなかなかに鎮まりませんよ、神の臣民ふんどし締めて、神の言うことよく肚に入れておいてくださいね、ゴタゴタ起きた時、どうしたらよいかということも、この神示よく読んでおけばわかるようにしてあるのです。

 

 神は天からと中(ちゅう)からと地からと力合わして、神の臣民に手柄立てさせるようにしてあるのですが、今では手柄立てさせる、神の御用に使う臣民一分もないのです。神の国が勝つばかりではないのです、世界中の人も草も動物も助けて、みな喜ぶようにしなければならないのですから、臣民では見当取れません、永遠(とことわ)に続く神世に致すのですから、素直に神の言うこときくが一等です。

 

 人間の智恵でやれるなら、やって見なさい。あちらへ外れ、こちらへ外れて、ぬらりくらりと鰻(うなぎ)つかみです、思うようにはならないでしょう、神の国が元の国ですから、神の国から改めるのですから、一番辛(つら)いことになるのですよ、覚悟はよいですか、腹さえ切れないようなフナフナ腰で大番頭とは何ということですか、てんし様は言うもかしこし、人民さま、犬猫にも済むまいぞ。人の力ばかりで戦しているのではないことくらいわかっておりましょう、目に見せてありましょう、これでもわかりませんか。八月七日、一二(〇の中にゝの印)。

 

 

第十七帖(一二四)

 

 昔から生き通しの活神様のすることです、泥の海にするくらい朝飯前のことですが、それでは臣民が可哀そうだから、天の大神様にこの方が詫びして一日(ひとひ)一日と延ばしているのですよ、その苦労もわからずに臣民勝手なことばかりしていると、神の堪忍袋切れたらどんなことあるかわかりませんよ、米があると言って油断しないように、いったんは天地へ引き上げです。八月七日、一二(〇の中にゝの印)。

 

 

第十八帖(一二五)

 

 いつも気付けてあることですが、神が人を使っているのですよ、今度の戦で外国人にもよくわかって、神様にはかないません、どうか言うこときくから、夜も昼もなく神に仕えるから許してくれと言うようになるのですよ、それには神の臣民の身魂掃除しなければならないのです、くどいようなれど、一時(いちじ)も早く、一人でも多く、改心して下さいね、神は急ぐのです。八月の七日、一二の(〇の中にゝの印)。

 

 

第十九帖(一二六)

 

 神の力がどんなにあるか、今度は一度は世界の臣民に見せてやらねば納まらないのです、世界揺さぶって知らせねばならないようになりますが、少しでも弱く揺すって済むようにしたいから、くどう気つけているのですよ、ここまで世が迫って来ているのですよ、まだ目醒めませんか、神はどうなっても知りませんよ、早く気づかないと気の毒出来ます、その時になっては間に合いませんよ。八月七日、一二(〇の中にゝの印)。